ちっちきちっち

BBAの壁を超えた記念碑

TMRのセットリストについて考察したい

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www.m-on.jp

SSAでの公演のオンエアを見たので

正直に申しまして、私は2006年ごろ、10周年ごろを境にT.M.Rからは離れた人間です

今でも時たま、これは何か起こるのでは?とピンと来た公演には足を運んでいます

今年5月13日のさいたまスーパーアリーナでの公演でTMRのセットリストについて思うところがあったため書き留めたいと思います

 

セットリストにおいて重要視されるWHITE BREATHの存在

この曲に関しては確信を抱いている部分があります
TMRのライブで必ず演奏され続けているWHITE BREATH
理由はひとつであり、一番のヒット曲で代表曲だからということでしょう

今までのすべてのセトリを検証したわけではありませんが、このWHITE BREATHに関しては私が見たほとんどのライブにて、後半に演奏されてきました

おそらくという範疇を超えられませんが、確実にシングルの代表曲として必ずセトリに組み込んでいると考えられます

 

また、古い話ですが1990年代後半にまだネタ扱いをされて苦悩した西川貴教が当時のプロデューサーであり共同制作者である浅倉大介にツアーで回っている地方から
「もうシングル曲をライブで歌いたくない」
という電話をかけてきたことがあり、浅倉大介
「それは違う」と、シングル曲のライブでのポジションを諭したというエピソードがあります

・意図としては有名なシングル曲を聴きなんとなく気になった人がライブを見に来ている
・その曲から好きになった、など思い入れのあるファンがいる
・構成、映像素材などとして代表曲が歌われることはセオリーである
そんなところでしょうか

シングル曲はライブにおいてとても重要です

自由にセトリを決めているようなアーティストはそういないでしょう
WHITE BREATHとはTMRのライブの中枢を握っている曲でもあるのです

 

最新シングル曲とは

代表曲に続いて、重要視されているのは近年に発売された新曲でしょう
最新シングルをやるのは当然というのは、なんとなく分かる話です

上記したとおり、新規層のファンはこれを聴きに来ていると言って過言ではありません
むしろ最新シングルをやらないライブ構成=自身の活動を否定しているようなものです

 

全体を決める、曲のセトリのなりたちとは

TMRのように曲数も多く、バリエーションが豊富なアーティストはライブにて必ずコーナーというものを設けています

流れを作るためにも必須ですが、TMRではそれがわかりやすく見えるように思います

1.オープニング
ライブ全体のテーマと言ってもいいものでしょうか
アルバムツアーならばキーとなるような曲と演出がなされています

2〜4.各曲の色を出したコーナー
これが大きなキーとなります
バラードのコーナーやダンサブルなコーナー、意外性のある演出など

5.ラストに向けての盛り上がりの曲
テンポが早く盛り上がる曲が大前提です

6.アンコール
最新曲、アンセム的な曲など

大体はこのような感じでしょうか


当たり前と思われるかもしれませんが、そう思う限りこれがベストであり自然な構成と思われます

コアなファンならば、この1.オープニング、5.ラスト、6.アンコールはやはり想像がつくものであり、マニアックな嗜好に走りがちな2〜4.を好むかと思われます
その選曲を見つつ、このツアーにもっと行きたいなどという感情が生まれたりするものではないでしょうか
もちろん、それは構成全体にも言えることです

 

TMRがファンクラブ向けライブにて覆したセトリとは

ここからは完全な考察であり、賛否が問われようと、一個人の見解としてみていただければと思います

2008〜9年ごろのファンクラブ会員向けのライブ、イヤカンにてとある試みがなされました

内容は
デビューした直後のファーストツアーのセットリストをそのままやる

なぜこのような内容になったのか、それは語られた覚えがありません
(見てないだけかも)
ファーストツアーのセットリストをそのままやっただけ、楽しかった
正直当時のファンを見てそれだけの受け取ったように思えました(勝手な印象ですが)

ですが、そんなものではなかったと思います
このセトリには企画意図が含まれていたと考えています
そしてこの企画は2008〜2009年のライブすべてに通じていたかと思われます

イヤカンは年末です(YEAR COUNT DOWNですので)

 

翌年行われたライブのセットリストにおける選曲の約半分はデビューから2年目ごろ
つまりセカンドツアーや武道館を行っていたころのセトリを再現とまではいきませんが抽出しているように思いました
特に上記した2〜4のコーナーにあたる部分での選曲です

 

そして発表された2009年イヤカン(Zeppでの公演)
順番的に考えて3rdアルバムをリリースした1998年ごろでしょうか
イヤカン2009でのセトリも1998年当時と同じような印象を受けました


確信に至ったリアカン(2009〜2010のカウントダウンライブ)
こちらは4thアルバム、つまり東京ドーム公演を意識するようなセトリでした

 

どういった意図があったのか、それはわかりません
ですが偶然に選曲した、という部類ではないという印象を受けました
私だけかもしれませんが

 

この2009年ごろというのは大きく発表されてはいなかったものの、
活動を見ると転換期にあたり、
各曲をファンに振り返るように意図されたものだったのかもしれません
また、原曲の聞納めとして組まれたセットリストだった可能性もあります
イナズマロックフェスに「これからのTMRを作る制作側の人間といて今のTMRを見ておいてほしい」という理由で浅倉大介が参加したのは明けた2010年です
何かしらの区切りがあったように思います


個人的な見解でしかありませんが、この一年、
TMRはセットリストを時期に分けて再現をしているのではないかという印象を持ちました

 

 

さいたまスーパーアリーナでの公演のセットリストを考察する

2017/05/13,14

01.Preserved Roses
02.革命デュアリズム
03.夢幻の弧光
04.Zips
05.魔弾~Der Freischutz~
06.LOVE SAVER

-inst-
07.陽炎-KAGEROH-
08.月虹-GEKKOH-
09.雪幻-winter dust-
-inst-

10.WHITE BREATH
11.蒼い霹靂 ~JOG edit~
12.WILD RUSH
13.HIGH PRESSURE
14.HOT LIMIT

15.とっておきのおはなし~新説恋愛進化論
16.Albireo -アルビレオ-
17.UTAGE
18.crosswise
19.SWORD SUMMIT
20.DOUBLE-DEAL
21.HEART OF SWORD~夜明け前~

アンコール
22.RAIMEI
23.VITAL BURNER
24.CHASE/THE THRILL

アンコール
25.LIGHT MY FIRE


このセトリを上記した年代に分けると、逆順になっているのではないかという印象を受けます
個人的にはまさに20thのためのセトリだったのだな、という感覚です

 

①オープニング(サプライズ)
01.Preserved Roses
02.革命デュアリズム

②コーナー1(2003年ごろ、デジロック?思考)
03.夢幻の弧光
04.Zips
05.魔弾~Der Freischutz~
06.LOVE SAVER

バラード(TMR-e 1999年、クラシカル指向)
-inst-
07.陽炎-KAGEROH-
08.月虹-GEKKOH-
09.雪幻-winter dust-
-inst-


④ダンス(1990年代 ダンスミュージック指向)
10.WHITE BREATH
11.蒼い霹靂 ~JOG edit~
12.WILD RUSH
13.HIGH PRESSURE
14.HOT LIMIT

15.とっておきのおはなし~新説恋愛進化論

 

⑤ラストに向けて勢いつける(2000年代後半 強いて言うならBASARA指向)
16.Albireo -アルビレオ-
17.UTAGE
18.crosswise
19.SWORD SUMMIT
20.DOUBLE-DEAL

⑥アンセム的な曲、最新曲など
MC
21.HEART OF SWORD~夜明け前~

アンコール
22.RAIMEI
23.VITAL BURNER
24.CHASE/THE THRILL

アンコール
25.LIGHT MY FIRE

 

このような分類でしょうか
各コーナーでは当時のTMRの印象をそのままに組まれているのではないかと思われます

また、面白いのは時系列です
2〜4は逆順となっています

意図してのことなのか、流れでこうなったのか、定かではありません
ですがTMR-eが当時のままだとスポットが当たる中、そのほかのコーナーの曲
そしてアレンジを考えても、各ブロックにて当時を再現していたのではないかと思います

②にあたる2003年ごろにおいては演出とアレンジも再現していたように思えます

また、WHITE BREATHの使いどころも面白いものになっています

再現にこだわっているかのような印象を持たれるのも少々違うと思うので、付け加えますと、

あくまで現在のTMRで再現したら、こうなった

というものが前提にあるようにも思います

大きな要因としてやはり西川貴教とバンドメンバーの方向性が当時と全く違う
それでいて、当時をしっかりとリスペクトしているという感覚でしょうか

 

 

個人的な愚痴

何度も言うようですが、私は2009年ごろにもう自分の愛したTMRは別物になったのだと感じ、離れた人間です
上記したとおり、2009年ごろに行われた当時の再現(かもしれない)ライブを見て、もう原曲をやらないのであれば、あのコード感をすべて潰したようなアレンジを心地よく思わない限り、あきらめようと考えた人間です
それが悪いのではなく、カッコよく言うと「音楽性の違い」です

ここまで再現、というか昔からのファンや楽曲をリスペクトしているようなセトリを組みつつも、14日のラストのMCにてされた発言はどうしても引っかかるものがあります

西川貴教本人にとっての過去の楽曲を望むファンは懐古厨であり、活動の妨げでしかないのか、正直わかりません
ダンスコーナーとして上げたTMR初期の楽曲も本人としては2000年ごろに発言していたように古臭い音楽として、現在のアレンジにしているのか(TMR-eの次点で原曲が求められてるとこだとおもうんだけどな…)
そういったマイナスの印象をどうしても大声で言いたくなってこんな形で残しているのが事実です

ただ、以前に過去の記事↓でダラダラ書いたように、 

chikichikichi.hatenablog.com

西川貴教の歌声というものはやはりどうやっても代えられない恐ろしい化け物なのだと感じたのがすべてです

SSAの公演において不満点など言うつもりもありません

本音がききたい、その一心でセトリの考察をしたところです

また、なにかピンとくる公演があったら、季節を廻しに行きたいと思います