ちっちきちっちっちっちっち

ほかSNSとか https://lit.link/endohoheto

空の近くの元ベンチ問題に真剣に取り組む

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この問題に何年悩んでいることかわかりません。

全然環境のこととかじゃないです。T.M.R-eの歌詞です。

 

どうせこんな記事を書くならリリースされた日2000年2月2日にちなんで2020年2月2日とかにやれば良かったがもう遅い。

ふと思い立ってしまったからしょうがない。

 

季節の変わり目を感じたりするたびに私はT.M.R-eのSuite Seasonのことを思い出します。

何度かここでも書いているようにどうやってもこのアルバムを嫌いになることなどできない恐ろしい30分間をつねに体験させてくれるアルバムだと考えています

 

なんだかふと今日「はじまる波」の間奏が脳内BGMで止まらなくなり、久しぶりに聞きました。

そこでタイトルにある問題についてふと思い出したので書いておきたいと思います。

 

先にちゃんと言っときたいのですが、曲の解釈なんて個人の妄想です。

絶対にこいつ適当なこと言ってると思っていただきたいです。

というか思ってもらわないと恥ずかしくて死にそう

あと、どうやら私は歌詞から何か読み取るということが尽くヘタクソらしい。

というかなんだか浅倉大介作品てどうしてだか基準にしすぎてなんでもすんなりとそういうものと聞いてしまう(特に井上秋緒詞)のでこうやって今更考えてみたりなんかしちゃう!

言い訳がましいですが、先に書いておきたい、
妄想です。変態です!!!!!!!!

 

 

はじまる波についてだけ書きそうなさわりですが、全然そんなことありません。

Suite Seasonが大好きなのでダラダラ書きます。

 

 

 

 

まず、

登場人物について。

どっかで人だと断言されていた気がするのですが、君と僕しか登場人物を指すワードは出てこない

ただ、思うのはどうやってもキーとなっているのは水であり、僕ラハ、同ジ、水デ、デキテル。とあるように人でもすれ違った動物でも意味は全く通じてしまうと思うんですよ

ちょっとバカげてるかもしれないとは思うけれど恋や愛とは違うものにビビッときてしまっているあたり本当になんでも、そうやって何かにしょうがなく惹かれる感情の曲たちな訳ですから本当にこれはなんだっていいんだと思っています

そんな当たり前に-eを考えたくないという願望もありつつ

ただ、イヤフォン分けあったりしてるわけで確実に人だな、と

まあ考えることもなくという感じなんですけど考えられる可能性は全部考えたいので

 

 

僕と君が人間であるとして、さらなる問題があります

生きてるか死んでいるのか

ありがちです、考察だとか読んでたらよくあることです、死後の世界だ〜っての

「時が癒していく、誰もが口にして悲しいよ」と歌詞にある様に、
僕はなにか大切な何かを失ったとわかる訳です

は〜ん、これ僕も君も死んでるな、となることもありえる。ありえる。ありえる!

ただですね、これもちょっと願望入ってますが、正直浅倉大介井上秋緒が過去を思い起こし悲しいとかそこに閉じ込められるような曲を書くとあまり思えないというか

なによりこれは永遠に繰り返す季節の様な物語だとわかり切っている訳です

大好きな!ループものってやつです!閉じ込めてる系だけどちょっとニュアンスが違うというか

 

まあ、失ったのは君なんでしょうがこれはただの恋愛だとかよりもっとふかーい何かを見つけあった二人だったはず、やはりそんなレベルでみていないなぁと

特定の誰かと繰り返している色恋沙汰なんてもんじゃないってレベルなんだろうなってどこかひしひしと感じるからゾワっときますね

ただのループってより循環的な、やはり季節ってものでしかない

というか永遠なんてワード出てくるんだからやはりそれくらいヤバイものだと

書いてても感覚的すぎてよく分からない

 

 

そこでちょっと考えたいのが時系列です

なにせ水というワードがあるように、このアルバム自体が時系列で川の流れの様に一方通行で進んでるものだと思います

というかリアルタイムでそうやって作ってたんだからそうなんですけど

 

あのときを歌う、よりはその時その時をひしひしと歌ってるなと、というか今というよりは陽炎で浴びた眩しすぎた金色とかを、僕が感じた一瞬一瞬を歌っている様な

というか月虹なんて振り向いて消える笑顔が戸惑うほど儚く夜に零れる直前から零れた直後までの一瞬なわけです

ロングバージョンでさえそんな一瞬

ショートバージョンなんてコンマ何秒以下だ?ってもの

 

作っていた当時の制作の様子の話では、結末は分からず始めていて月虹をレコーディングした際にこの2人の結末が自然と決まったと言っていた(確か)

本当に後付けかもしれないですけどやっぱり聞いてる側としても別れを最後に書くのだろうというのは自然に見えていたもので、ただ永遠にめぐる季節とまで考えいたっていなかったとは思っています

でも通して聞けばすぐわかるしジャケットのメリーゴーランドが示すようにぐるぐると回り続けるもの

そうやって確実に循環するもの、このアルバムは!

 

陽炎で真夏の昼間(サビ)で目をやられる位な眩しさに当てられて失うのはもういやだ、だ!け!ど!と(Aメロとか)夜の部屋で怯えながらふと昼の眩しさを思い出し惹きつけられてると実感したり心をひらいてみたりして

その後に作られたはじまる波ですが、何か大切なものをなくした僕と、めっちゃ眩しい君に出逢ってしまって全てが透き通るような運命に流される様な波(間奏だと思う)を感じてる

シングル3曲が出来た後に陽炎と月虹の間のことを書いたとしっかりどっかで言ってたと思うんですが、ソースは探しもしていません
というか陽炎の裏側のタイミングみたいな、深堀ったみたいな

どっかでタイミングのこと語ってたんだよなぁ、、探そう

(2021/11/14追記)

探しました、恐らくGB 2000年2月号と判明

ざっくり言うと後からはじまる波は書かれたが、この曲で陽炎の裏側を描いてる感じだ的な事が書かれてた

 

陽炎で目潰しレベルの閃光を見て、夜になり、あの太陽はなんだったんだと月を見るみたいなときをじっくりとはじまる波にて書いたんじゃないかなあと勝手に思っています

ポエムってますが確実にこの時間の流れ、物語は巻き戻ったり時系列が飛んだりなどしていないと思います

 

 

そして続く月虹です

水を表すワードとしてMVも相当ですけど水のないプールっていうのが出てきます

これにちょっと直結するのではないか、いやちがう?と疑ってるワードがあります

陽炎に出てくる「梯子を降ろしてく君にまっすぐ届く様に」という部分です

さすがにわかる訳です、水のないプールにある梯子なんだなってここで

 

ただとても考えたいのはこの2人の位置関係です

 

とあるインタビューで西川が「月虹では静かの海の中で〜」みたいな感じでもう海に流された後だと語っていました(適当でごめんなさい)

いつ流されたのかと言ったら空だったプールに水が満たされた時であり、おそらく陽炎〜はじまる波、というかはじまる波で流されたわけです

おそらくですけど僕は水のないプールに立っていて、君的な存在の波に流されて、静かの海に流されてるわけです

 

でも陽炎で梯子は降ろしてる?ん?逆????

ってなりません?なりますね!なってくれ!

(でも波が感情でありプールが心なら実は関係ないのかもしれない、正直もうわけわかんない)

 

月虹にもうひとつ位置関係を表すワードがあるんですが、

薄い翼で星屑にまで近づける 僕らの爪先を地上に戻して

とあるわけです

空に近いてるのに爪先地上に戻ってるなら矛盾してるなと思うんですけど、
月虹のジャケットもMVも大変これを示唆してるんじゃないかなって思います

まず月虹のMVで乱発している水面に映る光景とか、もう当時金かかりまくったであろうCG使ってピアノの蓋までゆらめいてるわけです

そして画面全体も波に流される流される

階段だって月に遠近法駆使して続いちゃいますよ、水面にもしっかり写ってます

そしてジャケット、これ、なんとかって板に2人を写して撮った反転した写真な訳です

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つまり水に写った世界を水面に色々書いている

 

月だって太陽の光反射してる水面みたいなもんです

全部上下の位置が反射してる

どこかのセーラームーン並に僕は(多分静かの海に流され水中から)空の上にいる君をみてる、そして我々がみているのは水に写った2人

わたしが納得いく答えはこれになった様子です
(ところどころどうなのってあるけど脳がついていってない)

 

 

 

 

はい、ここでようやく空の近くの元ベンチ問題です

 

まあ、ここまでいけしゃあしゃあとよくわかんないこと言われてもって感じかもしれませんけど、妄想だしあきらめてほしい

 

まあ、はじまる波で水に流されまくってますし月虹で水に写ってるんだろうなとか言い出してるんでとにかくなんですが

 

元ベンチとはなんなのか

 

ストレートに座るあのベンチだと考えています
ただ、元とつくからにはもう役目を終えた、座ることのできないベンチ

 

そこで君を見つけてるんだからとっても不思議です

朽ちてるのかなとか考えたんですけど、中学生の時に何にも考えずインスピレーションで聞いてた時に最初に歌詞を聞いて思い浮かんだシーンをちょっと思い出しました

最近だと透明度高すぎて水没した公園がそのまま水の中で存在してるような写真がネットにあったな〜と

「水没した公園」でググったらでてくるこれです

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で?どこが空の近くなの?

そりゃ我ら湖面をみてる訳ですよ常に

 

 

 

 

反射した空じゃん!?

 

 

 

 

つまりこんな感じ

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我ながらバカっぽいし伝わる気がしませんが
空が反射した水面の向こうに元ベンチなんじゃないか説ということです

絵まで書いといてアレだけど僕も入水してないと成り立たないですかね、すいません

そして別に湖畔とか水たまりの近くのベンチとかでも成立するという

しっくりはこないかなあ、、、永遠の謎があるからこそ楽しいのだけれど

水の中のベンチとまではいかなくても、いや、そこまであり得るんじゃないかな!!!???

 

まあ、プールがからっぽな僕の心なんだろう、そこに水が入り君を見つけるんだから
「心に落ちる碧く深く」が成立するんじゃねえかな

 

元ベンチの元が本当にベンチであり昔は使われていたものという意味であれば、以前失った大切ななにかもそこに昔腰掛けていたのだろうか

あの場所だけを信じたくなる、の、あの場所とはやはりこの空間じゃないのか

僕らが抱く透明な痛みの在処も実際ここなんじゃないのか

とか考えます

 

正直普通に小高い丘とかにあるんだろなとも思ってますが、夢あるやん???ということで。
(小高い丘=月虹のなのかな〜という感じ)

 

水っていろんな映画とかでもこう何かを分ける存在であったり世界の境界線だったりするし、こうやって月虹で一瞬混じり合った2人だったと思うのですが、同じく水ってこうやって反射するものだったりするし、その後のこの2人は風に乗り別々の道を歩んで行くしかないっていう

凍ってしまった水は反射するしかない氷になるのかな、なんて考えたりもします

セレナーデなんて扉の前で恋人を一晩中呼び続けるみたいなのが元々だったとか読んだ気がする

本当に来るものがある

 

月虹の一瞬のあとに待ち受けているのはまさに凍った世界
春になっても風に流されるしかないような運命みたいな
あ〜いいアルバムだなぁ、、、バカでもここまで考えてしまう、、、

なにかの引用とかあるんだろうか、馬鹿なんで見当もつかん

 

まぁ、水面に反射した世界をみてる説がどこまで成立するのかわかんないですけど
感覚だけで生きてる私にとってはこれらが精一杯の解釈でした

というかもっと色々あるんだろうと思うんですけど感受性豊かとかではないのでこれが限界です

 

公式で発売当時ストーリーを募集してたのを思い出したりしました

時代っすね、でも今更読みたいと思う日がくるなんて、いや読んでもこの絵のない映画のエンドロールに勝るものに出会えることはない気がする

まあ、いろんな人の解釈が聞きたいなと思う今日この頃でした

 

ついでにまだきてない夏は昨年の夏なのかなとちょっと思ったり思わなかったり

ついでに水に映る月という曲も忘れてはいない(クラウドナイン自体原点回帰だし)

読解力がないって切ない

Iceman黒田脱退時のほか2人のコメントを発掘したのでちょっと語りたい

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忘れていたのか、どうなのか、全くわかりませんが今日Iceman黒田倫弘脱退時の浅倉大介伊藤賢一のコメントを、おそらく当時ぶりに読みました

どうしてこんなに大切なものを忘れていたのかちょっとわかりません

ページが直後にリニューアルされていた様子なので、もしかしたら文字通りかすかな風に乗り時代の隙間に溶けて消えていったのかもしれません

ラジオで当時かるく触れていて、それがなんとも言えない内容だったような、程度に覚えています

それがショックで一時期浅倉大介から(伊藤賢一からはもっと)離れていたのもよく覚えています

 

黒田の手紙はすべてのキッカケであったため、また現在でもオフィシャルにて掲載されているので読み返すことはあっても、2人がコメントを出していたかどうかなど全く考えにも至らなかった

どうしてこんなに大事なことを20年近くもスルーできていたのか

やはりいまだにちょっとショッキングな出来事として封印している部分はあるのかもしれないです

 

web アーカイブスで過去のファンサイトからセトリを探していたところでふと目に止まったのが「4月1日付けて2人がDarwinの公式からコメントを出していたのを読んだ」という一文でした

アーカイブで2001年4月1日を見たところ閲覧が可能だったのでURLを載せておきます

いまならわかることも少しはあるな、大人に少しはなったのだなとしんみりと感じてしまいました

伊藤賢一コメント(2001/04/01)

浅倉大介コメント(2001/04/01)

 

 

 

こっから自分語りです、無駄情報とは思いますが当時の覚えてることは書きたいと思います

 

続きを読む

全DA's Party セットリスト(予定地)

探そうと思って探したらどんどん昔のサイトが消滅していっているので危機感を覚えました、まとめて載せておきます

それと、マッズインパリ、ロンドンのセトリ、とりあえずMads関連もぶちこむ予定
とても検索して見つからないことがない世の中になってきたけどこういうのはオタが残すしかないのか
後から会報とか探すのって容易ではないですね

★はVHSに収録
☆はVeiwsicなどにてOA映像あり

 

 

1999/02/14 sun 横浜アリーナ DA’s Special Valentine Party!!!

☆全てveiwsicにて中継あり

MC-K2
01.Spicy Marmalade★
02.GOD You'ra SAVE
03.Blind Game again★

浅倉大介solo
04.key solo E.v.o.l.u.t.i.o.n. ★
05.Pf Solo TEAR'S LIBERATION〜
THE ELECTROMANCER(KANASHIMINO KAWAWO YOROKOBINO OKAWO)〜
Melody Fiar (Bee Gees)〜
Image Of Tomorrow★
06.SIREN’S MELODY★

Fayray
07.太陽のグラヴィティー
08.YURA・YURA ~Vibration★
09.Power Veil

T.M.Revolution
10.WHITE BREATH
11.蒼い霹靂
12.THUNDERBIRD
13.Burnin’ X’mas
14.HOT LIMIT
15.WILD RUSH

Iceman
16.CRAZY JET★
17.WHAT’S WRONG?
18.Dizzy Boogie
19.BEAT MY LIFE
20.GALAXY GANG★
21.Shining Collection★
22.DARK HALF ~TOUCH YOUR DARKNESS★
23.LOST COMPLEX★

All
24.Something Feel Like Heaven (Iceman & T.M.R)★
25.MC

 

 

1999/08/29 sun 東京ベイNKホール DA’s Party Special Summer Festival!!!

☆全てveiwsicにて中継あり

MC-K2
01.Spicy Marmalade★
02.Time in my heart★
03.Blind Game Again

Fayray
04.YURA・YURA ~Vibration
05.太陽のグラヴィティー
06.Same night, Same face
07.Craving

浅倉大介ソロ
08.SEQUENCE MEDITATION★
(Piano)
09.GATE Ⅱ-sensitive gate★
10.Toy Box In The Morning
11.ENDLESS SUMMER -君が滲んだ夏-
12.ミッキーマウス・クラブ・マーチ
13.突然シーモアが!
14.GATE I -gate odyssey★

木村由姫
15.Deep Sky Heart
16.Fall in YOU
17.Windy scene
18.Summer Rain

Mad Soldiers
19.LEMON TEA★

pool bit boys
20.SPIRAL
21.Scarletの憂鬱
22.Venus Accident
23.EARTH STRIKER

Iceman
24.Strike Back of PSYCO★
25.Wish Matrix
26.Expander Drive Machine~発展途上人型アンドロイドの見た夢★
27.FATE WEATHER★
28.GALAXY GANG★
29.Shining Collection★

the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D
30.陽炎-KAGEROH-★
31.月虹-GEKKOH-★

All
MC+雛形あきこ

 

 

1999/12/31 fri 国立代々木競技場第一体育館DA’s Party Grand Finale 1999 featuring Iceman

浅倉大介
01.white dimension (Iceman)~
CAUTION!-phychedelic mix
02.GATE Ⅱ -sensitive gate
03.THE ELECTROMANCER(KANASHIMINO KAWAWO YOROKOBINO OKAWO)☆
04.夢を見たいから
05.1000年の誓い
06.SIREN’S MELODY

Mad Soldiers
07.Boys Jump The Midnight
08.LEMON TEA

コタニキンヤ(MV. 高熱BLOOD)
09.Spicy Marmalade
10.灼熱BLADE
11.Blind Game Again
12.高熱BLOOD

the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D (MV.雪幻-winter dust)
13.陽炎-KAGEROH-
14.月虹-GEKKOH-
15.雪幻-winter dust-

Iceman (MV.Genetic Bomb shortがフルのやつ)
16.white dimension
17.dope light
18.Wish Matrix
19.Beauty and Beast 0’00”
20.BLEACHING
21.ICE BREAKER
22.FATE WEATHER☆
23.Shining Collection☆
24.Genetic Bomb

 

 

 

1999/12/31 fri 国立代々木競技場第一体育館 DA’s Party Let’s Count Down 99-00

コタニキンヤ
01.Spicy Marmalade
02.憂鬱なSevendays

Iceman
03.Eyes Bright
04.Dear My Friend
05.DAY DREAM BELIEVER

the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D
06.WHITE BREATH
07.I DON’T WANT TO MISS A THING
08.HEART OF SWORD~夜明け前~

All
09.DYNAMITE PASSION
10.GALAXY GANG
11.Paradise City
12.DA’s Party 2000-TV Size(中継あり)
13.DA’s Party 2000☆

 

 

 

2000/01/01 sun 国立代々木競技場第一体育館 DA’s Party Happy New Year Welcome 2000 featuring the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D

Mad Soldiers
01.LEMON TEA☆
02.Boys Jump The Midnight☆

コタニキンヤ(MV. 高熱BLOOD)
03.Spicy Marmalade☆
04.灼熱BLADE☆
05.高熱BLOOD☆
06.Blind Game Again☆

浅倉大介
07.white dimension
08.CAUTION
09.GATEⅡ-sensitive gate☆
10.THE ELECTROMANCER(KANASHIMINO KAWAWO YOROKOBINO OKAWO)☆
11.TRY AGAIN☆
12.1000年の誓い☆
13.Neo Age☆

Iceman (MV.Genetic Bomb shortがフルのやつ)
14.white dimension
15.dope light☆
16.Beauty and Beast 0’00”☆
17.Genetic Bomb☆

the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D (MV.雪幻-winter dust)
18.WHITE BREATH
19.陽炎-KAGEROH-☆
20.月虹-GEKKOH-☆
21.雪幻-winter dust-☆
22.HEART OF SWORD~夜明け前~
23.BLACK OR WHITE?
24.WHITE BREATH

EC All
25.DA’s Party 2000

 

 

Mads in London

詳細確認中

 

2002/01/01 Tue 東京厚生年金会館大ホール NEW YEAR SPECIAL GIG

浅倉大介
01.Neo Age (Iceman) ~
02.1000年の誓い~
03.THE ELECTROMANCER (KANASHIMINO KAWAO YOROKOBINO OKAWO)~04.VINTAGE

The Seeker

01.Forgiven Eden
02.Fortress
03.Walpurgis -ワルプルギスの夜-
04.sortilege
05.Gt solo
06.DOWSING
07.Sleepless beauty
08.Heavenly Blue

Mad Soldiers
君が代(1)
1. LEMON TEA (SHEENA & THE ROKKETS)(4)
2. 20TH CENTURY BOY (T-REX)(1)
3. Hungry like the Wolf (Duran Duran)(1)
4. 背徳の瞳 (V2)(1)
5. CAMERA! CAMERA!(伊藤賢一)(1)
6. Fairy make a lie(浅倉大介)(1)
7. SPACE DREAMER (Iceman)(1)
8. BE MY BABY (COMPLEX)(1)
9. Ride on Free(浅倉大介)(1)
10. 雨上がりの夜空に(RCサクセション)(1)
11. BOYS JUMP THE MIDNIGHT (THE STREET SLIDERS)(3)
12. 一月一日(1)(浅倉大介+The Seeker?)

 

 

2002/01/02 Fri 東京厚生年金会館大ホール NEW YEAR SPECIAL GIG

浅倉大介
01.Neo Age (Iceman) ~
02.1000年の誓い~
03.THE ELECTROMANCER (KANASHIMINO KAWAO YOROKOBINO OKAWO)~04.VINTAGE

The Seeker
01.Forgiven Eden
02.Fortress
03.Walpurgis -ワルプルギスの夜-
04.sortilege
05.Gt solo
06.DOWSING
07.Sleepless beauty
08.Heavenly Blue

Mad Soldiers
OP.君が代
1. LEMON TEA (SHEENA & THE ROKKETS)
2. 20TH CENTURY BOY (T-REX)
3. Hungry like the Wolf (Duran Duran)
4. 背徳の瞳 (V2)
5. CAMERA! CAMERA!(伊藤賢一
6. Fairy make a lie(浅倉大介
7. SPACE DREAMER (Iceman)
8. BE MY BABY (COMPLEX)
9. Ride on Free(浅倉大介
10. 雨上がりの夜空に(RCサクセション)
11.Boys Jump The Midnight (THE STREET SLIDERS)
12. 一月一日(浅倉大介+The Seeker?)

 

 

2000/08/13 Sun DA's Party βversion '00 Summer Zepp Sendai

おそらく中野公演からナンダカンダを抜いたもの

2000/08/18 Fri DA's Party βversion '00 Summer 中野サンプラザ

各公演のセトリ、ご存知の方いらっしゃったらぜひ教えて欲しいです

D.A.N.K
01.Le Petit Prince

浅倉大介
02.SIRENN'S MELODY

コタニキンヤ
03.スレスレなる季節
04.高熱BLOOD
05.Sweet Sweet Samba
06.Spicy Marmalade
07.情熱BALLAD
08.Blind Game Again

Mad Soldiers
09.Boys Jump The Midnight
10.Lemon Tea

木村由姫
11.Summer Rain
12.HOT CRUISING NIGHT
13.i miss you
14.Thousand Night, One More Night
15.LOVE & JOY

浅倉大介
Piano(確認中)

サカノウエヨウスケ
17.思い出POPS
18.SUPER DRIVE

K.ITO+D.K
Sleepless Beauty

藤井隆
ナンダカンダ

浅倉大介
Piano(確認中)

EC ALL
Lemon Tea
ナンダカンダ

 

2000/08/19 Sat DA's Party βversion '00 Summer 中野サンプラザ

おそらく中野公演からナンダカンダを抜いたもの

2000/08/20 Sun DA's Party βversion '00 Summer 愛知厚生年金会館

おそらく中野公演からナンダカンダを抜いたもの

2000/08/26 Sun DA's Party βversion '00 Summer Zepp Fukuoka

おそらく中野公演からナンダカンダを抜いたもの

2000/09/02 Sat DA's Party βversion '00 Summer Zepp Sapporo

おそらく中野公演からナンダカンダを抜いたもの

 

2001/02/12 EARLY Valentine beats

サカノウエヨースケ 
01.ラベンダー
02.思いPOPS
03.三毛猫の憂鬱
04.春風〜金色の匂いが僕らをつつんだ日曜日
05.SUPER DRIVE

木村由姫
06.A Cradle song
07.Twinkle Heart
08.Summer Rain
09.Thousand Nights, one more Night
10.Fly to the Sun
11.unblance
12.LOVE&JOY

K.ITO+D.K
13.Sleepless beauty
14.DOWSING
15.sortilege
16.Forgiven Eden
17.Neo Unity 02(詳細不明)

 

2001/04/30 CHERRY GARDEN TOKYO AKASAKA BLITZ

The Seeker

コタニキンヤ

サカノウエヨースケ

D.A.N.K

2001/05/02 CHERRY GARDEN OSAKA BIG CAT

The Seeker

コタニキンヤ

サカノウエヨースケ

D.A.N.K

2001/08/11 Sat Splash dolphin's GARDEN 中野サンプラザ

The Seeker
DOWSING

D.A.N.K
Le petit Prince

サカノウエヨースケ
春風〜金色の匂いが僕らをつつんだ日曜日
ポジションNO18
SUPER DRIVE

コタニキンヤ
No! Virtual
Easy Action
猛烈ファイヤー〜憂鬱をぶっとばせ〜
Love Stuff

RUN&GUN
LAY-UP!
Ready Go!

(VHS収録曲のみ抜粋、詳細調査中)

2001/08/17 Fri Splash dolphin's GARDEN 名古屋市民会館(中ホール)

The Seeker

D.A.N.K

サカノウエヨースケ

コタニキンヤ

RUN&GUN

2001/08/25 Splash dolphin's GARDEN 新大阪メルパルクホール

The Seeker

D.A.N.K

サカノウエヨースケ

コタニキンヤ

RUN&GUN

 

 

 

以降詳細確認中

サカノウエヨースケ、坂上庸介について考える

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↑の雑誌の左ページは紛失してしまいましたが「ウワサの男!?」とあったと思います

2000年11月にデビューしたサカノウエヨースケ坂上庸介について自分のためにも書きたいと思います

大変キラキラしてる曲の数々を残しているサカノウエヨースケですがしっかりと暗い影も持っている

本当に人間らしい人だなぁと思うので軽い気持ちで聴くとなんというか振り回される、そんなアーティストと考えてます

どうしてそうなった!?というのがすごいのでざーっと時系列で

 

とってもよすぎる記事があったからメモ!

kai-you.net

 

彗星の如く現れデビューを飾るサカノウエヨースケ時代

これ本当にこんな感じだったなぁと書いてて思います

時系列はほぼ覚えておらず残念なのですが当時浅倉大介の周辺が激動だったので追い切れていなかったですね

2000年になり、それまでメインの活動であったIcemanが休止し、入れ替わるように発表され続ける新たなプロジェクト

新人=ニューフェイスと呼ばれ、2000年夏に行われたDA's party βversionに出演が続々と決まり、まさに激動の1年でした

同期と言っていいのがThe Seekerで、まだK.ITO+D.Kという名前でイベントでお披露目されるという情報に衝撃を受けたものです

このイベント、βversionという名の通り以前の主流であったIMやTMR、PB2などは一切でない、まさにニューフェイスたちのイベントだったのです

中堅的な存在は木村由姫コタニキンヤ

そんなイベントの出演者の発表でほぼ最後に発表されたのがD.A.N.K、そしてサカノウエヨースケでした

D.A.N.K=Daisuke. Asakura. New. Kidsの頭文字です、

その名の通りなのですが、当時は「は?!」という感じで発表をラジオで聞いたのを覚えています

このDANKプロジェクト、viewsic(おそらく現music on TVになった)にて同タイトルのドキュメント番組が存在しオーディションを勝ち抜いたDANKのメンバー出演する当時流行っていたASAYANのような番組でした

後追いで見たので連動して放送はされていたと思うのですが、どれくらい並行して放送されていたのかはわかりません

もうとにかくニューフェイスニューフェイス言ってたので訳わかんねぇよ!ってなってたのです

とにかくなんだよDANKって、、、しかも吉本所属?はぁ!?何が起こってんだ、、、という感じ

以前から吉本興業との関わりはあったもののこんな形で前面に出てくるのか?と

不安というかどうなっていくんだと、期待もしつつ追えるのか不安みたいな感じでしたね(結局途中で諦めるので未だにちょこちょこ不明な部分多い)

まぁ、そんなこんなでDA' PARTY βverが間近に迫ったころ、多分1ヶ月きってたと思うんですが、急遽もう1人でます!ニューフェイスが!と発表があったのがサカノウエヨースケでした

 

おっ!と思ったのが、作詞作曲は本人が行なっているらしい、この浅倉大介ハイスピードリリースが続く中で編曲だけを浅倉大介が行うらしいという情報

正直みな「編曲しかしないからあんまり関係ないな」とかそんな印象だったんだろうなと思います

勝手に私は期待してた派閥でした(そんなのいるか知らないけど)

編曲しかしない=恐らくベースがあるんだろう!

しかもストリート出身と聞いたので楽しみにしてましたね

ライブ自体には行けなかったんですがね!!!!めっちゃ後悔してます!

 

ライブも終わり、参加した人の感想を聞きましたがやはりニューフェイスたちの入り乱れるイベントなので情報がめちゃくちゃでしたね

そんな中でもサカノウエヨースケは「声が高くてかわいいタイプだ」みたいな情報がよく聞こえてきました

ストリート出身の10代だと聞いてたのでどんな曲とか全然わっかんない訳です

勝手にアコギだけ持ってオープニングアクトやったって聞いてたので「若いゆず?!」みたいな気持ちでいました

 

そんな中で浅倉大介が音楽を務めるアニメ、グラビテーションのインフォメーションがありました

音楽監督!と期待したのを覚えています

そのオープニングの曲がサカノウエヨースケに決まった

これがデビュー曲 SUPER DRIVEでした

SUPER DRIVE

SUPER DRIVE

 
グラビテーション TV-tracks

グラビテーション TV-tracks

 

 

上記したニューフェイスの曲もごっそり使われるとわかり1話をTVの前で待機してましたら流れたCM、

これが私のサカノウエヨースケとの出会いでした

 

めちゃくちゃ度肝抜かれましたね

今考えたら当たり前なのですが、ゆずが出てくると思ってた訳ですよ

流石に盛ってますが

 

まあ、パツキンのパンキッシュな風貌の、でもナチュラルな顔したにーちゃんが舌出してて、こんな浅倉大介プロデュースアーティスト見たことない!と思いましたね

明らかに毛色が違うのがきた、と

 

結構浅倉大介の周辺って作り上げられたアーティストたちが多いと思います

一番サカノウエヨースケに近しいと感じるコタニキンヤでさえカッチリと固められたDarwin Inc.のベースを感じるというか

それが全くない気がしました

それがなんとなく心地よく感じた気がして

浅倉大介の音楽からは離れたくはない、だが世界が狭くなる気がしていた中で風を感じられる

嫌な言い回しになっているかもしれませんが、私にはそう感じました

これは一種の才能の共演かな、と

 

そんなこんなで激動の2000年の年末11月にニューフェイスが入り乱れる中で浅倉大介プロデュース曲SUPER DRIVEにてサカノウエヨースケが彗星の如く現れてデビューを飾ります

色々裏でこう動いてたんじゃないかってこともあるんですが吉本、ソニー、業界といろんなことが本当に混ざりつつ色々動いてたのではないかと憶測してます(テキトー)

 

2nd〜TOYまで

トータルプロデューサー浅倉大介とクレジットに記載があったのですが、

このまま浅倉大介プロデュースの1人になる、という空気はあまりなかったように思えます

どこか上記した通り少し外れた存在のようなポジションにいたように感じられたのがサカノウエヨースケでした

 

SUPER DRIVEから約4ヶ月経ち春風がリリースされ浅倉大介の発言を聴いていると

サカノウエヨースケ君は若いからどんどん曲を書いてくる、アレンジが追いつかなくて大変だ」だとか

サカノウエヨースケ君とディズニー映画(たしか102)見に行った」だとか

よく名前が出ており、曲も毎週のようにかけていたのを覚えています

吉本繋がりでタイアップも全シングルについていたり、絶えず情報が流れてきていたなと感じていました

そんな中で、3rdのカップリングに見慣れぬE'S ARMという名前が

ジョバンニ

ジョバンニ

 

この名前、ソースも見つからず当時の記憶で何となく知っているので本当かどうか定かでないのですが、

SHAZNAのボーカル、IZAMと記憶しています

イーズアーム=イザム

ですね

どうして知ったのか全く覚えていなくて調べなおしたいのですがファンの発言くらいしかひっかからないという

直前にAQUAという曲をSHAZNA浅倉大介が提供していたこともあり、関係のありそうなアーティストが周りを固め関わっていたように思います

ソニーの抱えてる編曲家とかがとにかく関わってるんだろうな、みたいな、詳しくないんで勝手な印象です!

 

デビューより約1年がたち、4thシングルラベンダーがリリース

ラベンダー

ラベンダー

 

ここまで変わらず甘酸っぱい青春!という曲を浅倉大介が編曲をしリリースし続けていましたが、転機が訪れます

5thシングル、恋のサバイバルナイトフィーバーがリリース

恋のサバイバルナイトフィーバー

恋のサバイバルナイトフィーバー

 

編曲はE'S ARMとクレジットされており、浅倉大介編曲のクレジットが一切無くなります

恐らくですが1年間、4曲の契約だったのでしょうか

理由は不明です、浅倉大介の活動から見ると、accessの7年ぶりの活動を控えており、

翌年の2002年には過労で倒れたような出来事もあったことから本当に忙しかったからでは?と思います

が、浅倉大介のクレジットがなくなった後の2曲がまた素晴らしい、、、

この2曲が私は好きでたまらない

(別に編曲が誰だからという意味ではないのであしからず)

おっそろしくいい曲です

浅倉大介の手を離れた後のこの2曲があったからこそ2019年になってまでこんな記事書いてると本気で思いますね

 

こうした形で浅倉大介の編曲時代を経てE'S ARMそしてランプシェードではchokkakuが編曲

ランプシェード

ランプシェード

 

chokkakuという方、浅倉大介周辺でわかりやすく例を挙げると貴水博之のI&Iの編曲をした人です

知っての通り、売れっ子アレンジャーさんがここでも出てくる

どうやってどうしてこうなったのか

クレジット関係を見ていてここまで面白いアーティストも珍しいかと

あんまり業界とかわかってないんですがそれでもすげーとなります

というかどれだけ売り出されていた、期待されていたのかがわかるかと

 

そしてリリースされた1stアルバム

このアルバムと6thシングル、ランプシェードをリリースした2002年末

浅倉大介と所属していたアンティノスレコードは荒れ始めていた頃でした

アンティノスの稼ぎ頭であったTMRがほぼ活動を行わず、ソニーミュージック浅倉大介CCCDの導入問題が勃発し、2003年にはアンティノスは空中分解します

その直前です

ランプシェードとTOYのリリースはアンティノスの親であるエピックソニーへ移籍してのリリース

確かアンティノスレコードからCCCDではないシングルを最後にリリースしたアーティストがサカノウエヨースケだった気がしてます

それかエピックから、めちゃ適当ですいませんがそういった形でソニーの歴史に名を刻んでるんですよね

TOY

TOY

 

そして2003年が訪れ、アンティノス空中分解

サカノウエヨースケは上記の通りエピックへ移籍済みです

だがここで一切の活動がなくなります

売り上げなのかなとちょっと思ってもいます

正直やはり凄く売れたわけではないのです

本人が「俺の曲をこんな風にして売り出しやがって!」と思っていて決別した?

これもどうやら違う気がします

やはりアンティノス空中分解とCCCD問題にて浅倉大介が一切のリリースをやめたこと、その辺もあるんじゃないかなぁ

いや、でも、、、と謎ばかりでした

 

そんなこんなでサカノウエヨースケ(私から見てですが)消息不明となります

 

それから私自身も動きのない浅倉大介にしびれを切らし、全く他のアーティストを追い出します

再度サカノウエヨースケに出会うのは2005年ごろ

 

Callリリース!闇!

とある西川ファンが「お前の地元にサカノウエヨースケ坂上庸介と名を変えてストリート全国ツアーでやってくるから行こう」と声をかけてきたのがきっかけです

2003年ごろというのは何度も言うように激動の時代で、西川ファンも浅倉大介ファンもその他のアンティノスに関わるアーティストたちは本当に全てが宙ぶらりん状態

西川ファンの友人はいつのまにかサカノウエヨースケにたどり着きずっと追っていた様子でした

まじめに昔はそんな距離感でみな彷徨ってた感じ

 

「とにかくMDで渡すから、坂上庸介の」といわれ、借りたMDきいてぶっ飛びました

この印象はいつまでもかわらないと思います

 

CALL

CALL

 

これです、もうジャケットからカオス

めちゃくちゃサカノウエヨースケのあのキャッチーな明るいポップに乗る凄く明るいあの歌声

ここまでは一緒なんですけど、ポップなんだけどロックに傾いた曲調と、

何より 真っ黒な歌詞

ブックレットも闇!!!やんでいる!!!!

帯を裏返したらボーナストラックの歌詞が書いてあるんですが、ブラック!!!!!!!!!!

 

どうしたんだよ、と、あんなに明るい可愛いにーちゃんが

何があってこんなことになったんだ

 

正直凄くキャッチーだから簡単にすんなりときけてしまうんですよ

歌詞で何を言ってるのかとか考えずに流してしまう

そして歌詞を追うととんでもない闇

これはやばいことです

さっとひろっても

それでも君が笑うのならば僕は君を許さない

揺れ動く感情にこんがらがり影を手にいれてしまったようだ

もっと僕の頭が良かったらどれだけ上手く生きれたんだろう

アリみたいに小さな男は僕に言う、君が望むならなんて、冗談じゃねえ

僕の部屋の中飛び回るTVの虫をやっつけろ

人の目の中で生きていく事を選んだ俺なのにI LOVE YOUさえ言えない弱虫です

神様とケンカをやめた日から 2年が経とうとしていたんだ 気づけば何も残してないや… 気づけば何も残ってない…

 

まだまだ、まだまだ、まだまだまだまだあるんですが、

何かがあったとわかります

それでも君が笑うのならば僕は君を許さない

これなんて1曲目なんですよ、どうしたんだとしか

当時やはり西川貴教が荒れに荒れていた時期でもあったので同様の何かがあったと考えたんですが、矛先がどうなんだろう、わからない

う〜ん、、、みたいな

 

凄く危険な空気を感じつつ、貸してくれた友達に「どうしたの?」と聞きました

 

「このアルバムが出る前に尾崎豊のトリビュートアルバムへ参加し、それ以外にもクリエイティブな分野に傾いてアメリカ行ったり絵書いたりアーティストになってるよ」

 

と、さらりと

ちょっとこのファンがすんなりと受け入れてるギャップ的なものにも違和感覚えた覚えあります

尾崎豊のトリビュートはこれ(いまだ聞いたことない)

GREEN ~A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI (CCCD)

GREEN ~A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI (CCCD)

 

このファンとの、現実?とのギャップ?違和感がまた魅力と今ならちょっと思います

はざまで揺れ、闇を感じるからこそ魅力にも繋がるくらいこのアルバムは本当に訴えかけてくるものがあると私は思っています

 

とにかく、あまり突っ込んではいけないのか?

と、とりあえず見に行こうとストリートライブに行きました

 

地球カフェ、ストリートライブ

一応場所は群馬、高崎でした

 

到着するなり「おー!!!きたでー!」みたいな、それはデビュー当時と変わらない、明るいサカノウエヨースケ坂上庸介でとても安心したのを覚えています

集まったファンは10人そこそこ、アコギで弾き語られるあの曲この曲、正直そわそわしっぱなしだったのでgood moning musicをやったことしか覚えてないです

帰り際にAXでライブを行う、ハンカチがチケットがわりとなるのでハンカチを買って巻いてきて欲しい、という告知がありました

インディーズを楽しむというか、あの輝かしいメジャーからストリートに舞い戻ってもそんな風に音楽を続けている姿がとても印象的で、チケットのハンカチを購入しAXに行くことにしました

 

どんな話で出たワードだったか「約束な〜」と言っていたのをとても覚えています

そんな話をしながらちょっと感じていた(私だけかもしれませんが)のが、

目が死んでいる!!!!!

そう思ってしまったんですよね

やはりCallというアルバムを聞いたからかもしれません

そうだと思いたい気持ちもあるのですが、当時は思ったのです

正直に申しますと初期というか3rdあたりをだした頃からどこか目が死んでる!と思うことあったのです

でもそこはミュージシャン、芸能人、そんな時も多々あるだろうと別に追求も嫌悪もしません

若くして頑張っていると考えていたような気がします

なにより、アーティストってそういうことかな、みたいな

そんなこんなで混沌としていた2000年代初頭の終わり2005年だったかと思います

AXにて初めてスパイラルスパイダーズと坂上庸介のライブを見に行きます

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これがすげーーーーーよかったんです

しんしんと降る雪のようなランプシェードのアレンジを今でも覚えています

友達同士で遺言という思い思いテーマの曲にノリノリで踊っていたら友達が号泣し始めたり

初めからずーっと泣き続けるファンの女の子がとにかく印象的でした

表面だけでなく身に刺さるような曲をライブをやるという印象がすごかったです

坂上庸介の歌詞にあるように「僕から削り取った言葉は世の中を走っていく」というのが見えた気がしました

この明るさと重々しい闇

なんというバランスなんだと思っていました

他のオーディエンスもそう受け取っていたのでしょうか

笑顔で、でも本当のことは言わない

そんな感情で私は見ていましたが全員が同じ思いをしているかはわかりません

ただ、そんな風にライブを見ているのだとしたら

やはり恐ろしいライブが行われていたと思います

何度も足を運んでいたわけでないので「いつも」がわからないのですが

アンコールラストでステージに客の半分ほどがバーっと上がったのに驚きつつ私も登りました

あれはなんだったのでしょう

そんなライブ見たことない、本当に楽しかった

 

(私にとっては)混沌の中でAXライブが終わり、上記の画像の通り、メジャーデビューが発表されました

これに合わせ行われたライブがついにやってきます

 

東京ドームにて無料ライブ!

画像が残っていたので載せておきます

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200人限定で無料招待でした

画像の通りのところでマウンドには入るなときつく言われたのをよく覚えています

Youtubeに翌日だったかのめざましTVで取り上げられた映像が上がっています

たしか絶対負けない弱虫の歌をやったかなと

 

このライブを見て、私はなんとなくで坂上庸介から離れます

単純に友達とあまり連絡を取らなくなったからとかです

坂上庸介自体も活発な活動がすぐに行われなかったように思います

タイミングだったのでしょう

 

コタニキンヤと再共演、雛鳥の皺寄せ

そんなこんなで何年も離れていました

思い出しては曲は聞いていましたが、再度サカノウエヨースケに出会うチャンスが訪れます

それがほぼ同期であったコタニキンヤのこのイベント

「雛鳥の皺寄せ」


「雛鳥の皺寄せ」ダイジェスト

結局行かなかったのですが、この謎タイトルをつけたのは西川貴教

わかりやすくアンティノスの雛鳥たちに皺寄せがなされた結果のイベント


「アンティノスてれび!?」復刻版 #06

 

映像だけ見た印象は、やっぱりまだ目が死んでいたとちょっと思っています

そしてまだこうやってコタニキンヤと交流があるというか、共にイベントに出るんだなと思いました

まだこの時も「なつかしいな、元気だったんだ〜」程度でした

再度名前を見た時、というか定期的に調べているうちに、なんとあのD.A.N.K.とRUN&GUNで共演していた米原幸佑とヨースケコースケというユニットを結成しているではありませんか

衝撃でした

まさかそこが繋がるのか

そして最近コタニキンヤがオーガナイザーとして行われているイベント、 EDKに出演とばかり思っていました

あれ?いつまでたってもしない???

疑り深いだけかもしれませんが、雛鳥の皺寄せでなにかあった?

 

わかりません

一番出やすそうで出てくれそうなものなのに

本当にわかりません

Twitter浅倉大介に偶然出くわした際に「師匠〜」と慕っていたところを見てもそう言った良くない何かがあってという感じではなさそうです

EDK自体も当時の再現をしている出演者の選び方をしているように感じるところがありますのでなんとも、、、

なにかあるのかな、と思ってしまっています

いつかでてくれたらなあということで

 

そんな感じで時は流れ2019年にまで飛びます

 

TOY再現ライブ!

まままじか!と!!!

いくしかないと思いました

行きました、2公演

やはりライブで全曲聞くなんて夢のまた夢だったのですよ

内容に関しての感想も多々あるのですが、何よりも思ったことはひとつ

目が死んでいない!!!!!!

と、ほんとやなやつですいません

でも本当に何があったのってくらい違ったんですよね

紆余曲折ありすぎてここにたどり着いた、ヨースケコースケ、このTOY再現にたどり着いたんだとふと感じました

そしてギターの白石さんがさらっと言った一言に「Callも最高だよ!聞いてね!」みたいな一言があったんですが、どんな意味かとかないです、なぜかそれであの闇はもう晴れきっていると感じてしまったんですよね

なんでだか、そんなさらっと言える、いち作品としてカウントされていると感じられたというか

暗い過去だったのかもしれませんが、それも一つの歴史で坂上庸介の作った作品だよ!とあっさりと凌駕されたような感情でした

 

長々と書きすぎて何言おうとしてたのか全くわからなくなってしまったのですが、

私の存じているサカノウエヨースケ坂上庸介の断片的なものは残しておきたいと思っています

闇だとか明るいだとか感じ取るのは人それぞれなので考察でもなんでもしたいようにできるのですが、あんなにしゃべっているとおもしろいニーチャンって感じのサカノウエヨースケから溢れてくる音楽ってものには驚かされまくりです

また、「サカノウエヨースケ」というアーティストを聞いていきたい、見ていきたいと思ったTOY再現ライブでした!!!!

 

 

抑えきれない僕らのJ-POP

抑えきれない僕らのJ-POP

 

2018年12月平成最後のMDデジタル化!Hi-MDウォークマン MZ-RH1再使用への道

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この記事求めてる人いる、と思ったのでひさしぶりに

以前クッソな記事を書いて以前使用していたHi-MDですがmacのOSをあげたりなんだりしているうちに数年たった今全く使用できなくなっていました

 

昔の記事はこれです、恥です

chikichikichi.hatenablog.comchikichikichi.hatenablog.com

 

ちゃんと管理してれば違ったのでしょうがMac OSのヴァージョンが上がっていくうちにいつのまにかインストールしていたWin7に入れないなんてことになっていました

現行のMac OSはMojaveです

大丈夫、私には過去に入手したWin64bit版と本体がある!

SONY Hi-MD ウォークマン MZ-RH1 S

SONY Hi-MD ウォークマン MZ-RH1 S

 

 

 

これさえあればなんとかなるとWindows7をBootcampを用いて再インストール開始

 

ハイ、できませんでした

本当はできるのかもしれない、でもできないんだもんね!!!!
ま〜〜〜〜〜〜たこれだ!!!!!!!!

 

Mojaveのサポート対象からWindows7が外れてるのですよ!そりゃそうよね!
OS上げた私が悪いさ!でも信者だから人柱でもなんでもやりたいの!!!!

巨大文鎮と化したiMac 2007にもやってみようと引っ張り出しました
前回なぜ諦めたのかもう忘れきってたんですが、なんとかOSのバージョンを低いままやればいけるだろうと頑張りました
結局恐ろしいことに光学ドライブ内臓Macは外付けドライブおよびUSBを経由してのOS再インストールはできないという結果が待ってました

 

なんかね、もう絶対ダメなんだって、検索してでてきたApple信者で高知識マウントマンであろう回答みて怒りが湧きました
これぜひみて欲しい、リンク貼る勇気ないし探し直すのダルダルだからやめるけど

 

とにかくさすがにもうWindows7なんて過去の栄光は捨ててはやく10にしなよ、さもないとと全世界から言われてるわけです

地獄、これは地獄です

 

残る手は2つです

がんばって調べましたけどシステム、プログラム面全然わかってねえクソ三十路サブカル女が考えつくものなんてたかがしれてますが

1. Apple製品独自のルートを諦めて仮装OSソフトを入れてWin7を復活させる
2. Windows10導入してなんやかんややってMacにインストールして使う
3. Windowsマシンを安く買う、可能なら7のもの
4. 検索に検索をかさねいくつかの奇跡と知識を存分に発揮し再度同じ環境を構築する
5.あきらめて寝る

4. 5.は避けたい、ぜったいにだ!

 

とりあえずWindowsがあればまだまだいける感じがするのです
どうせなら買おうとWindowsの安いの探しつつマシン組める人に聞く
Win7の環境動かせるマシン組むのだって今はたいへんだよ〜もうね、それ専用のもの買わないとなの!ノート買え!ノート!それが一番安くていいよ!

 

OK、そんな気がしてた

 

ノート型でwin7入りを検索、なるほどだいたい1万円ちょいで買えるのね

下のやつなんて会社でさんざん言われてる化石やないか…
まあ、だいたいの価格はわかったし安心ができました

ただですね、正直どうせMD取り込む以外になんて使わないわけですよ
いやどうせ使ったとしても邪魔なんですよ!

Mac信者ですからね、やはりMac上で完結させたい!ぜっっっったいにだ!!!!

 

MacにWindows10をインストールを考え出しました

だいたいWidows7が本当は動かしたい、そして10にするとX-アプリという取り込むためのソフトのインストールがなんか確か大変だったと昔読んだ気がする
Win7のライセンス1つ無駄にするのもなんだかなぁと却下しました

 

 

仮装OSソフトでWin7を動かす

これしかない、きみにきめ…たくないなあ
追加予算はあまりかけたくないです
でも楽そうだし…とりあえず無料体験版Win7が動いてくれるのかを見ることにしました

はい!!!!これしかない!!!!!!!

Parallels Desktop 14 Retail Box JP(通常版)

Parallels Desktop 14 Retail Box JP(通常版)

 

なんと素晴らしい事でしょう。Bootcampなんてクソだった!!!!!!
今なら!はっきりと!!!わ!か!る!!!

金額はだいたい個人で1ライセンスなら8,000円くらいだった
Win買うよりやすい!

Mac用ソフトですからね、キーの配列とかで困ることもない、ファイルの共有もBootcamp使用してたころよりだんぜんいい!!
なんだったんだこの数時間は

Windows7、しっかりふつーに動いてくれました
しかも以前MacのOS上げた際に起動ディスクから消失してたWinのシステム拾ってきてくれてあの時がそのまま蘇ったのです
なんという素晴らしさ(当たり前かもしれんですが)

 

ただですね、数年の間になんやかんやしてたうちにX-アプリを動かせるよう設定していた時のアカウントは自身で消してたんですよ
なんでもいいんですけど、とにかくX-アプリを再度インストールが必要なわけです

ここのアクセスワードとかの解析たまにみてたんでうすうす感づいていたのですが、
X-アプリ、配布終わったくさい?

こわい話ですよまったくもって

そういうのが本当にいやなので基本ソフトのインストーラーは捨ててないので、インストーラーはありました

一応最新かということだけ確認するか!とSONY公式を見にいく

www.sony.jp

なるほどなるほど確かに終了している、そしてMusic Center for PCとかいうのが後続らしいがMZ-RH1には非対応みたい?

X-アプリの続投が決定ですね

ソニーからの配布が終了してますのでインストーラーを探しました、Google先生の検索上位にあったブログですんなりとweb アーカイブ使えば見つかるよって書いてありました

さすがです、難なく過去ページ遡ったらダウンロードさせてくれました

web.archive.org

これだからWebアーカイブのこと愛して止まない

 

そんなこんなでインストールしていろいろエラーでましたけど普通に使ってます

あと数年は安心かな〜

小室哲哉と浅倉大介のユニット、PANDORAはガチだから機会があるならば必ずみろ、聞け

大変クソなタイトルで申し訳ありません

私はビルボード大阪にてPANDORAを、小室哲哉の現役のライブ(現在)を見た一人です(昼公演だったけど)
小室哲哉さん=先生のファンではない私が何を言ったって雑音だろうと思いつつ、浅倉大介サイドから見た感想を書きたいなとずっと思っていたのですが

いかんせんまとまらない、知らないことが多すぎる、情報がでかすぎる、音楽的な知識がない、文才がないなどなど
全然書けず時間だけが過ぎてしまいました

2017年の浅倉大介の動きを考察してからこの日を迎えたいと思っていたのですが後回しとして一つもまとまらないですが記憶が、感情が新しいうちに

 

PANDORAの発足

私が最初にPANDORAが立ち上がったと認識したのは小室先生のインスタだったかと思います
なにか大きなプロジェクトが動いていたのは匂わせていたと思いますがあの「TK DA  NATSU」をしっかりと認識した初めてだったかと

正直こんなことになるとはつゆ知れず、私を含め友人たちとはふーん、くらいの印象で話していたのは覚えています(なんとも言えなかったのです)
言葉は悪いですがなにせ小室哲哉のことを私は知らないのです、無論日本を代表するアーティストであり、あの小室哲哉、と普通の人程度には知っています
そこに浅倉大介の師匠という付加価値がついた程度です

無論TMNのサポートとして見出してメジャーに送り出してくれた人くらいの知識はあります
ただ、ファンとは到底名乗れない、知っている人程度です、浅倉大介のファンなのでそっちまで行ってしまったら大変なことになると思って留めてるところもあります

浅倉大介しか見ていないファンは「先生とやるんだ、追うのが大変そう」「ついに来たか!」程度に思っていたと思っていたと思います
無論深く考える人もいたでしょう
何より小室哲哉自身「生涯最後のユニットだ」と明言しています

ですが「先生のことだからそんなことない」と勝手に考えていたところもあります
芸術家の人は本当にわからないです

 

PANDORAというアーティストネームが発表された後、もちろん由来も考えました
タンス(moog)と、タイアップの決まった仮面ライダービルドに登場するパンドラボックス、そして「タイアップが決まる前に小室先生が考えたそしたら偶然にも一致した」という発言から
タイアップ用のユニットで話が持ち上がり、この一回限りのユニットでシングルかアルバムかを出してそれで終わりなんだろう。なにせあのスタイルを貫く2人だ、筋書きでPANDORAはタイアップありきのユニット名だ

程度に構えていました

そして「小室哲哉の生涯最後のユニットだ」という発言を見てもそれは変わらず、
どうせ音楽に引っ張られて気まぐれにまた何かあるだろうきっと

そんな程度だったのです

私だけがそうとも言い切れないのではないでしょうか
今考えればもっといろいろなヒントは転がっていたでしょうが、そんなものでした

 

PANDORAが最初に人前に現れたMV撮影

PANDORAのシングル、Be The Oneが発表され、私たちファンにも聞けるような機会が増えました

そんな中でファンクラブ内の会員ページのみでMV撮影参加希望者の募集がひっそりと行われました
オフィシャルに乗っているので大々的と思われるかもしれませんが、この会員ページを毎日チェックしているよりもTwitterを見ていた方が情報が早い世の中です
応募期間も2日ほど、収録日は平日どまんなかの夕方から
見逃した人も多かったと思われます、ファンは試されているような告知でした

それでも参加した人の話を聞くと不穏な話を聞きました
なんとなくだけど小室先生は元気がなかった気がする、体調が悪かったのかな

失礼な話ですがいい年齢ですし多忙なことも知ってはいます
また病気もしたことも知っています
ただ事ではない!とまではいかなくとも、なにか引っかかる、とは感じました
その程度ですし、今考えればという部分も多いですが、健康面大丈夫かよ…という不穏な空気が流れました

PANDORAの最初の活動

PANDORAが最初に普通に売られているチケットを購入して見ることができる場所に姿を現したのは台場で行われたULTRA JAPANだったと認識しています
このイベントは浅倉大介ファンを揺さぶりました

浅倉大介の所属するaccessの25周年アニバーサリーツアーの初日に行われた為です
昼はPANDORA、夕方からaccessです
ただでさえハードなスケジュール、そしてULTRA JAPANは1日通しのチケットしかなく高額(2万くらい)、参加するという発表もギリギリ、浅倉大介は数ヶ月前に過労で倒れaccessのライブを延期したばかり

ファンというのはこういうとき複雑な感情に苛まれ声を荒げます
健康を祈ったり、accessとどっちが大切なのかなんて比べたり、黙って付いていくのがファンだと熱り立ったり

浅倉大介の心情を推測で語ると、それほどまでどちらも譲れないものだったと考えられます
そして「やるぞ」とGOを出したのは他でもない、多分本人たちです


単純にPANDORAを見てみたい一心で参加しました
何より浅倉大介の久しぶりにニューユニットです、始まりだけでも見てみたい、そんな感情です

本当のことを言うと、もう少し欲があったように思います
どんな浅倉大介でも見たいというような、どうしても何かを感じてしまう
これにいくことでファンとしてなにか重要なひとかけらをつかめるのではないか
みたいな欲です

 

実際に見た感想は、正直よくわからなかった、です
音楽の方向性の示唆があったのかもしれません、数曲作ったと発言していた曲も聞けました
ですが正直に言って印象は「いかついゴリゴリEDMな会場にいつものあの音楽をやるとカッコイイのにフワフワっとした2人がいた」くらいです
30分ぴったりのステージだったのでそんなものです、感性がないだけかもしれませんが

Be The Oneはやっとフルで聞けた、そんなこと歌ってたんだ!ビバリー小さいのにすごい声してる!浅倉大介はいつもと変わらずJDをブン投げる

そんな短い、小さめのステージを小さな記念日程度に考えて後にしました

まだまだPANDORAが見えなかったと思っています

印象的だったのはトラブルだったのかスピーカーが飛んでいたらしい、ということ
音量が小さく、出てきた直後になにやら耳打ちで慌ただしくコンタクトを取り合っていたPANDORAとスタッフ
そこまで目立つものでもなかったですが

また、左右位置をチェンジしてプレイするPANDORA、不思議な光景ではありました
機材は左右違うのだから位置を変えるなんて不思議に決まっています
そこはなんでもできる2人のエキスパートのプレイスタイルなんだと不思議な感覚を楽しみました

浅倉大介ばかりを見ていたわけでもありませんが、ふと見る小室先生はどうもフワフワっとなにかをいじっている程度で置かれている機材をゴリゴリに使い倒すようなことはしていなかったのも印象に残っています
結構な頻度で浅倉大介のリードがあり、それもまた不思議でした
DJスタイルだから先生は任せているんだろうか、そんな印象です(失礼ですが)

とにかくリードしていたのは浅倉大介だった、そんな適当な記憶しかありませんでした

 

2018年初頭の突然の衝撃

ようやく1stシングルのリリース日も迫り
ファンはPANDORAに注目と期待を寄せ始めていました

年始にサプライズで小室哲哉のクラブイベントにてPANDORAが披露され
どうやって聞いてもBe The Oneはファンにはたまらない
そしてミニアルバムのリリースも発表され、2018年はPANDORAで始まる
サプライズなどではなく、ようやく予定を立て見に行ける武道館での公演と1stシングルのリリースが控えていた1月21日

あの発表がありました

 

現在予定されている活動をもって引退

 

経緯を語られ上記したものにハっとすることしかありませんでした
FANKSの方々には声もかけられないような話です
ウソでも優しさでも「気持ちはわかるよ」なんて言えません

ようやくPANDORAの見えなかった真意が判った瞬間でもありました

ファン目線でしか考えられませんが、ファンはだまりこむ人ばかりだったと思います
悲しみうつむいている人ばかりでした

みな数日後に控えていた武道館での超英雄祭に希望を託していたと思います

 

超英雄祭、武道館でのPANDORA

やはりここで見たPANDORAもどうしていいのか、どんな風に見たらいいのか
構え切ってしまっていてどうしようもなかったと思います

ただ、そこでなんとなく申し訳なさそうな、ふわっとした小室さんを見て、何も言わない浅倉大介を見て、安堵というか、ただの1つのライブだったのだと私は思いました(悪い意味ではないです)

2人ともに背負ってきた歴史があるのです、今日をやりきった2人なんだと感じました

この時もまだ、私はこの2人はベストマッチだということは全く理解していなかったと思います

 

そして迎えたBillboard live大阪

ご存知ない方もいるかと思いますが、このビルボードライブ大阪(2回公演)の夜公演にて小室哲哉さんは最後のステージを迎えます

チケットを取った時はそんなことも知らず
「倍率が高いこのライブのチケットを取るため昼公演に申し込んだ。思惑通りなんとか取れた!行けたら夜も行こう!」程度でした

まさかこんな小さなステージでその時が訪れるなど思ってもみなかったのです

ただの感想となってしまいますが、思ったことを純粋に書いておきます

 

人が会話をするには言葉、ジェスチャーが必須と考えていました
当たり前ですが、天才同士の会話というものを見たことがなかったのです

ULTRAJAPANやそれまで目にした2人と全く違いました

音楽の知識がないものにもわかる、2人の天才の会話が音楽としてそこに存在していたと思いました

こればかりは2人を目の前にし、体感しなければわからない
そんな五感を使ってライブを見たのは初めてです

音1音の情報量が2人の間ではただの1音ではないということを見せつけられました

以前よりホテルの一室で曲を作っているのはメディアに載っていましたし、1泊で別荘地に行き、撮影をしながらも数曲作ったなんて話も聞いていました

実際のところはどうせ「こんな曲にしよう」なんて話をして互いに(特に浅倉大介が)持ち帰り「こんな曲はどうでしょう」「ここに手直しする」なんてやりあっていたんだと思っていました

そんなやりとりは不要だろうと今なら分かります

実際に2人でリアルタイムで作っていたのでしょう、あの短期間で
そんなことわからないのが事実ですが、言葉や形にしてからのやり取りなど必要ないのだと感じました

完全にPANDORA(特に全く実態の知れなかった小室さん)をなめていたのです

 

私のような凡人にも言葉を交わさずに1つの物事を他人と一致団結し作れることがあります
主に仕事仲間と大変な仕事を任されこれはやってのけるしかない!と窮地に追い込まれながらもやり遂げようとした時です

気心の知れた仲間に「相手はこう考えているだろうからこれをまかせよう、その間に私はこっちを」なんて感じで考えてベストを探ります
それくらいでしたら誰しも経験があるのではと思います

この2人の決定的な凡人との違いは、才能とセンスと数々のヒットを生み出してきた経験、そして長年の信頼

確実に凡人の「会話」なんかとは違うと思いました
互いに探りなどせず、全力で音楽をぶつけ合った結果が最高に面白く美しくそして綺麗な音楽となっているのです

初めて本物のセッションというものを見たと思いました
ありきたりなバカみたいな言葉しか出てこないのが本当に悲しいです

そしてどうやってもこの感覚は言葉に乗せて伝えるには無理があるということ

またバカみたいな表現になってしまいますが、
あの時一番近かった現象は漫画「サトラレ」の「サトラレ同士の会話」でした

一応補足しますと、サトラレ(考えている事が他人にすべて悟られてしまう人、その代償として何かしらの天才として生まれる)が窮地に陥った際、近くにいた別のサトラレに常人では理解しがたい研究のすべてを情報伝達するというシーンがあり
そんなことを音楽でやっているのではないかとさえ思える状況でした

PANDORA、小室哲哉のラストステージを終えてしまった今、本当に求めていた人へあの音楽が伝わらないということをとても残念に思います

私自身、あの90年代の小室哲哉時代と呼ばれる音楽を聴きながら育ちながら
そしてその時代が去った今はどこか斜に構えて小室哲哉の現在を受け取っているところがあります

当時の曲を聴き、やはり良いものはよいと思いながらも去っていったものと心のどこかで感じている

そんな悲しい印象をいつも持っていたのが本音です

ですが、このライブでの小室哲哉はそんな過去に未練を感じるような感情は一切ありませんでした
第一線で戦い続け、なおも進化を止めず、そして音楽とともに生きている
そんな師匠小室哲哉とそれを全力で尊敬し自身の道を確実に走った浅倉大介を見ました

 

一度でいいので天才の会話をたくさんの人が感じ取ってほしいと願わずにはいられません

 

 

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アンティノスレコードってなんか最高だったなぁと思い出す

腹立つこと言われて非公開にしてたのですが記事再公開させていただきます

 

 

アンティノスレコードとは

2004年(確か)に空中分解したソニーミュージック系列のレコード会社です

そんなに業界に詳しいわけでもないのですが、アンティノスレコードというレコード会社が好きでたまらないので、雑記ということで

 

まずロゴが本当に素敵

知っている限りこの2種類のロゴでした

旧ロゴ(1994〜1998年ごろまで/マネジメントはずっとこれでRECORDSがmanagementになってる)
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新ロゴ(1998年ごろ〜)
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PDFなどがほぼ出回っていなかった時代だったのでもうロゴデータさえ入手することもできないのが悔しいところ
特に新ロゴはオレンジを基調としたカンパニーカラーをしていました


オレンジのが全然見当たらなかったからパスを起こしたのがこちら

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ちっさいロゴしかもうネットにはないんです、パチモンでゆるして!

まあとにかくカッコイイしカワイイしで最高のロゴなんすよ

 

で、このアンティノスという造語、なんだよっていう
まずこれ、動くロゴだと自社の社名を自らの拳でブチ破っているわけです

なんという会社なんだと思いませんか?思いますね

ロゴの由来までは定かではないのですが、このアンティノス[ANTINOS]という会社
まず親会社にSONY MUSICがあります

そのSONYの頭にAntiをつけ、SONYを逆から読んだものを後ろにつけて、IYがかち合うためYをカット
つまり ANTI YNOS の略称

アンチソニーソニーの子会社なのに!

それでブチ破っているんじゃあないかと(存じませんが)
攻撃的スタンスなのがお分かりいただけたでしょうか?いただけましたね!

詳しく調べてもいないのでクソ考察になりますが、
アンチソニーといいつつもSONYの部分は逆順で書かれているわけで、これはソニーANTIしているわけではないのでは?むしろやっぱり大好きソニー
とも取れると思いますね、どちでもいいですけど
それにしてもいい社名だこと、本当に好き

 

攻撃的なアンティノスレコードの所属ミュージシャンと社員たち

調べれば調べるほど(といってもそんな調べてはいないけど)アンティノスの設立は奥が深いです
社名が語るアンチソニーを掲げた設立当時の代表取締役ソニーミュージックの当時副社長であった丸山茂雄
調べると小室哲哉のためのレコ社だったはずみたいな話も出てきます(wikiにのってた)
とってもかいつまんで言うとソニー小室哲哉プロデュース部門のために作られたレーベルだった様子
アンティノスの経営方針がまた面白いもので、販売流通しか受け持っていない
つまり完パケをもってきてね!売るから!という

この辺当時のアンティノスの会社概要ページにしっかり説明があった
実際そんな簡単じゃないでしょうけど、どうやら海外のシステムはそういうのが主流らしく、取り入れた、と

これも勝手な考察ですが、当時個人のレコーディングスタジオだったりとか大量にもってて、なんでもできちゃうお金持ちアーティストである小室哲哉に向けた体制だったのかな、なんて思います(知らんけどね)

だが、小室哲哉はご存知の通りエイベックスに行ってしまい、レーベルはおきざり

そこでこのレーベルを利用しまくったのが小室哲哉の弟子、浅倉大介

アンティノス経営の主軸となっていたのは浅倉大介プロデュースであったT.M.Revolutionだったそうで

このTMRが雨風にさらされ続けたデビューから8年ほどを考えればどれだけ自由度が高いレーベルだったのかわかるはず(多分)

他のアーティスト、ミュージシャンももちろんいます

適当ですけどこんな方々

 

濃くて最高

 

まあ、面白いミュージシャン、アーティストを抱えまくったレーベルだったわけです
そしてさらに注目したいのがとっても密接に関係深かった坂西伊作氏の存在

明記されてるの見つけられなかったのですが、アルバイトという契約形態から社長になった?らしい

とにかく昔から大物ディレクターだったのですよ、アンティノス所属のアーティストの雰囲気やらは全てこの人が作ったと言って過言でない!

だいたいTMRが暴風雨にさらされまくったのはこの人あってこそ

そんな経緯もあってなのか、映像には力を入れまくっていたアンティノス
ネットが普及しだした1998年ごろ(だったはず)
まだ個人のPCは画像表示するのも必死という環境を脱したくらいじゃないでしょうか

アンティノスレコードソニーミュージック)は世界初のストリーミング形式の音楽番組を配信開始

MVを流しまくったり、レコ社社員のMCのねーちゃんとにーちゃんが適当な暴露をしたり、時代先取りすぎィ!って事をしてました

HPも当時のネットらしくBBSを設け、特定の人物に荒らされまくっているというカオスっぷりを見せたりとなんともエンターテイメント爆発なアンティノスレコード

TMR西川貴教ラジオで暴露されまくっていた社員のキャラも相当でした
(新人ミュージシャンの歓迎会はまずSEXの話から始めた、担当の女性社員は定期的にマイクロミニスカートで来てパンツを見せる、エロいと思っている言葉に「イス」を挙げる社員がいる、とかそんなの)

アンティノスって素敵すぎ

 

そんなアンティノスも経営があまりうまくいかなくなった出来事が起こります
これこそ適当な物言いですが

まず

T.M.Revolutionマイナスとマイナスをかければプラスになるとかいう充電期間

意味わかんないでしょう、言ってる本人が一番わかってなかったかもしれない!
単純にイロイロあってCD出さないわ人気も下火になるわATMレボリューションされるわで個人的にも混沌が訪れていた様子です
これが2001年ごろでしょうか
TMRの売り上げが主軸となっていたアンティノス
新人を発掘してもあんまり売れない
爆発的ヒットも時代の変化からかアンティノスでは生まれなかった時代かと思われます

さらなる追い打ち、浅倉大介までCD出さないとか言い出す

レコード会社とうまくやって来ていたのですが、時代の波かCCCDという規格をソニーが全社で導入決定
浅倉大介ソニーに猛反発し関係が良好とは言えない状態になったと思われます
2003年末の導入を機にアンティノスから自身でのCDは一切出さないという運命の岐路が

これだけじゃないでしょうけどやはり結構大きな出来事だったんじゃね?これっていう2つを挙げてみました
そこまでいちミュージシャンに力はないわw親会社ソニーだぞwってのもわかりますが
アンティノス黄金期と思われる1997〜2000年の売り上げは確実にこの2人が売れていたからこそという事実もあるのでそんな感じかと思われます

 

アンティノスレコードは空中分解

最高のレーベルがこうして文字通り消えて行きました
大半の所属ミュージシャンは路頭に迷う、もしくは親会社であるエピックソニーへと移籍

そんな中、最も路頭に迷っていたのがフラワーカンパニーズ
略してフラカン

2016年、なんとなく深夜番組を見ていたらアンティノス分解後、全く忘れきっていたフラワーカンパニーズがなんと出演している!
なつかしいなぁと見ていたらこの10年の経歴をざっと振り返る最中にまさかのワードが

2004年 所属していたアンティノスレコードが空中分解 迷走を始める

だいたいこんな感じ

笑いつつも涙が出ましたね
そもそもアンティノスレコードという言葉をテレビで聞くのは10年ぶりなわけで
そして迷走していたミュージシャンが未だにそれを引きずりながらも頑張っている姿に涙が止まりませんでしたね

大げさですが

全然わかってあげられないけど痛いほどわかる迷走の10年

アンティノスレコード、私は忘れないよ
(あとフラワーカンパニーズも、ついでに言うと同じく迷走しまくったコタニキンヤ.も、歌手:仲間由紀恵野村佑香も)

 

フラワーカンパニーズ/ヤングフラワーズ

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仲間由紀惠

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ナンダカンダ

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T.M.R.X’mas Party Box [VHS]

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tk-trap

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