ちっちきちっちっちっちっち

ほかSNSとか https://lit.link/endohoheto

Pearl in the shellはすっごくすっごくやばい曲だと思う

-eをみてからというもの、TMRが止まらないので最近よく聞いてます

 

Pearl in the shellというもの、すごく好きなんです。

私はわたしはこの曲を深海から見つめつづける目」の曲だと思っています。

でもそれだけでない、曲。隠された(かもしれない)TMRの決意表明曲なんじゃねえかなと。



また妄想ポエムなんですけど、そうなんじゃないかなって思うので書き留めときます。

もうあまりちゃんとインタビューとかを集めたりしていない時代の曲なので、相当な妄想なんですが。

 

あと、多分読まれる方によってはもうこの時点で「なーに言ってんだ?この曲読み違えすぎでしょ?」ってすでに思っていると思うんです。

ただの一曲にしておくにはあまりにもったいないので。

 

 

Pearl in the shellの立場

music.fanplus.co.jp

 

ここで語られてます。

重要と思えそうなところを抜粋してみました。

(6年ぶりのアルバムについて)
”曲においても歌詞においても、新機軸……というタイプの曲はないと思います。むしろそれを目指していたというか。さすがに6年もインターバルがあるし” 

やるべきことを真摯にやっていこうじゃないかと。そういう非常に単純な発想から取り組んだので、目新しいこととか、変化球的なものを求めるのは、今じゃないなって感じなんですよね”

(イナズマの特典映像について)

イナズマロックフェス2010の映像もアンコール以外、全曲入れたんですよ。ちょうど40歳の誕生日っていう大きい節目だったし、本編に関しては、どういう意志でそこに立っていたかも記録されているので、この特典にはすごく意味があると思っています”

(リード曲について)

”アルバムのリード曲「Pearl in the shell」から説明しますか。今回はリード曲を決める時に、“リード曲なら「Pearl~」かなぁ”と思ってたんです。というのも、昨今のT.M.Revolutionのシングルが「Naked arms」とか「SWORD SUMMIT」、「Save The One, Save The All」みたいに、非常にエッジが強くて押しの強い楽曲だったんです。でも、「Pearl~」はそういうモチーフではなくて。曲にもっと色気を出せたら良いなと思ったんですよね。アップテンポではあるけど、時を経て磨かれたような“Pearl”って言葉もそうですけど、例えば1年をひとつの層と考えて、15年=15層のT.M.Revolutionが育てた真珠玉の方が、1年、2年の玉よりデカくて艶があるんじゃないかと。価値のあるものに変わっていく象徴的なものになるような気がして。昨今のT.M.Revolutionのカラーと違ったところにある曲であり、リードにふさわしいテンション感もある曲とえば、これしかないなって”

 

重要性がわかるかなと思います。

いいたいことは多分わかるかと。

 

このアルバムは新たなことをやろうとして作ったものではなく、
いわば原点回帰したものであり15年間のTMRというものを再提示している

そんな中でイナズマ2010での映像に「どういった意志でそこに立っていたか」があるため重要な映像も特典として付属した

リード曲はPearl〜であり、Pearは近年のガツガツしたTMRのシングルのような曲ではなく、もっと昔の元祖TMRのような空気感、色気のようなもの。
そういうものを15年ものの真珠の艶のようなものに喩えた、象徴の曲。

 

こんな感じかなと思います。私の受け取り方はこんな感じでした。勝手ながら。

 

これでイナズマ2010でステージ立っていたことで表した意志ってなんだ?という疑問が生まれます。

あまりこの時期の記事を保管していないのですが、FC会報に一文だけあるのを存じてます。

FC会報なのでこんなニュアンスというのだけ。

浅倉大介がシークレットゲストで登場したことについては「地元でのこの景色を身内にも見てもらいたかった」みたいなことを言っていました。

私はこのTMRのイナズマのステージに立った西川の気持ちってものをあまりわかっていないのですが、15年続き、これからも続いていくTMRというものを大切にします、という意志なのかな。とちょっと思いました。

そんな中で身内(制作陣)と共に見せた曲がPearl in the shellでした、と。

 

この経緯も前提にありますが、なにかこう引っかかる曲で好きでした。
イナズマでの共演を見れた曲(しかも結構な苦労をして当日駆けつけたんで思い入れがある)と考えているとこも勿論あるんですが、
私がとにかく好きな「とっておきのおはなし〜新説恋愛進化論」の系統にある曲みたいな気がしてて好きなんです。理由はハッキリと言えないけどそう思ってる。

で、上記を前提に歌詞を考え直してみました。

 

 

Pearl in the shellの歌詞をTMRから考える(前提)

なんで今なのかっていうと、-eをみたからなんですが、歌詞に
「ずっと綺麗でいる季節を追うように君を見てた」
とあるので聴きたくなったのです。つながってはいないと思うのですが、井上秋緒人を想う気持ちみたいなのは同じように表現されてるんだろうと。

 

ということでがっしり考えていきたいと思います。

 

曲調とかについては感じたままなので何も言えないです。
音楽学んでたらこういうことっていうんでしょうが、私なんて無知が言ってもしょうがない。

ただですね、井上秋緒作詞、浅倉大介曲コンビでTMRというものに私が「おっ!」と思うワードがあります。音もそうです。
よーく言われる「水」「ベル音」ってやつです。

もちろんいっぱい他にもあるんですけど、水は-eで書き連ねまくったとおり、井上秋緒さんの中で重要なんだろうなって思っています。
直接的なワードはないにせよ、(普通に“波間”とあった、当たり前すぎて忘れてた)タイトルの貝育ててんのはどこだって話ですよ。
(あと意識してるか知らないですがイナズマが行われている琵琶湖の会場周辺に数年前真珠なんたらって養殖所?があって、偶然だろうが面白いなと思った)

琵琶湖意識して作ったかとかはわかんないですが、水意識は絶対あるなというところ。
曲作りの順的に浅倉大介のオケに井上秋緒が歌詞のせてる以上、なにか水を見たのだろうなと思っています。

「ベル音」というのは良くも悪くも浅倉大介の象徴みたいな風に語られてる気がしてます。やっぱりこれよね、と思うところあります。(でもあって当たり前みたいなくらいに感じてるのであまり意識したことないです。入れてる以上あって完璧なものになる要素なんだと思ってます。)
しっかりはいってるなっていうだけなんですけど。
”You're ring a bell”をそのまま意識するってこの音のことって最初に思う物なんじゃないかなっていうのを一応。(これはそんなしっくりしてないけど一応書いとく程度)

 

そんな前提。

で状況考えていきたいと思います。

 

 

 

まず生まれる疑問「Pearl in the shell」ってなんぞや

単純に貝の中に真珠が入っているもの、それを何に喩えているかが重要と思います。
真珠はいろんな象徴です。

女性はすごく親しみある宝石なんじゃないでしょうか。
冠婚葬祭で必須アイテム、そうやって身近な宝石

宝石言葉的な意味は
健康、無垢、長寿、富、純潔、円満、完成

月の雫人魚の涙なんて呼ばれたりしてます。

多分結構イメージ通りなんじゃないかなって思います。
そう、真珠ってなんか純粋な涙みたいな象徴だなってなんとなくわかるかと。

 

で、上記した西川のインタビューから
1年=一層として15年が積み重ねられたものと言ってました。

つまりこれはTMRなんだと考えられます。

 

Pearl in the shell
耀く瞬間
閉じ込めた光の 伝わるまで
重ねたい ずっと綺麗でいる
季節を追うように君を見てた

You're my special 波間に濡れる
白く艶やかな その 想いは何を写し出す?

最初のサビです。

おそらくですが真珠の元はその辺を漂っているゴミとかなんでもないものだったはず(ひどい)
その中心地をTMRの始まり、1996年としましょう。
そこから15年の層を重ね美しい宝石になった真珠、

そう喩えているとしたら「ずっと綺麗でいる 季節を追うように君を見てた」
というのはこの何層にもなったTMRの歴史というものに魅了され、ずっと見ていたんだな、と取れます。

「重ねたい」という言葉、気持ちとか物体を重ねたいと取りがちですが、
こうやって年月なども含まれているものだとわかります

それを見てる側なんだから純粋無垢な涙も流す、やってる本人かもしれないしオタかもしれない。

とにかくそういう磨かれたダイヤだとかでもなく、海底に鎮座し全てを見続け、吸収し続けた上で真っ白な結晶なんだなと。

 

 

薄く開く扉に 音もなく 滑り込んで
場面を変える

一つ選ぶ宝石 贅沢な物語が
叶わず揺れて

活動を、過去というものを振り返っているかと思います。正直抽象的すぎてヒントがないとと思うところ。
いろんな出来事がありましたが扉(活動境界の境界の象徴)に何度も差し掛かってきたということ。(関係なさそうですけどやはり扉と言ったら-eとか出てくるかなぁ)
いろんな活動展開を探ったと思います。
ガラッと活動を変えると何度も名言されてきました、それによって場面(シーン)が変わったこともたくさんありました。
そういったものの比喩かなと。
叶わず揺れた方が多かったのか、と読むとなんともどかしいことか。

TMRというものの中身からの声なのかもな、と。(正直わからんですがね)

 

秘密も嘘も 透けるヴェールで
甘くないまま 欲しいものがある

ヴェールとはなんなんでしょうか。なにかにかぶせる物でしょう。
隠すため、ホコリなどを避けるため、大切に保管するため、あとよく儀式に使われるんじゃないでしょうか
何もかもが透けてしまう、逆に本当のことがわかるものにも感じる。

私は西川貴教の発言や、TMRのイメージを作るための発言に感じます。
そう言った物でこの真珠というものはいつも覆われている

よく言う「オタはフィルターをかける」
そう言ったものもこのヴェールに表すことができるんじゃないかなとも思います。

真実などというないかも知れないものに被された透けた布、こういうものもこの真珠の層には含まれているんじゃないかなと。

本当に大事なことはみな言わないのです。それでも隠しても透けている。まさにそういうことの比喩かなと。

なにかを欺くように見せてでも、そうしてでも欲しいものがある。うん、怖い。

 

Pearl in the shell
耀く瞬間
閉じ込めた光の 伝わるまで
重ねたい ずっと綺麗でいる
季節を追うように君を見てた

You're my special 波間に濡れる
白く艶やかな その 想いは何を写し出す?

繰り返しですが。
物言わぬこの白い光沢が何かを、現在を見て想うことがあるのです。そうみえるのです。

しっかりとYou're my specialと断言されています
色んな波に揉まれながら大事に見続けてきた真珠。
すごい熱い想いを感じます。っていうかもう吐きそうになる。

 

細い鎖が絡み 途中からほどく事を
諦めるように

傷む事も知らずに それなのに君に一番
近付きたかった

1番Aメロ同様、これまでを語っているように思います。

細い鎖しがらみ等の象徴でしょう。
勝手ながらいろんなものに縛られてしまったTMRというものと受け取ります。
おそらくずっと昔から存在していたのでしょう、仕方ないと諦め、ずっと絡まっていると断言されてます。

この真珠はそんなものまで層に入っていると思われます。構成成分わからないけど。
傷むことも知らずとありますが、そんなの傷んでるに決まってます。
それも上記したヴェール(フィルター)で見え隠れしている可能性すらあります。

普通は傷むのでしょう、でもこの真珠は傷むことも知らないくらい無垢で美しいまま。

こんな鎖にがんじがらめに縛られてる(これ独裁から拾ってきてる可能性ある)それでも私たち、この真珠を見つめるものにとっては大変美しく手を伸ばす存在。

そうやってこの真珠は長年海底に存在してきて輝きを放っているのだな、と。

 

 

迷っていない 怖いだけ

全て しそうな夜があるから 

 

これです。

これはきっとこの真珠に関わるものの心情だと思っています。
この真珠を見つめてきた何十年、(何日かもしれない)の恨みにも思える想いかなと。

 

もうこの真珠にかける気持ちは決まってます。
ただ、それは口には出せない、怖いだけ

それを●●しそうな夜があるから

 

こんな感じですかね。

これは各個人が口に出せない、歌詞にできないものなのだと思っています。
だから「しそうな夜」で断言していないものなのかなと。

私もこんな夜があります。感覚的な話になりますが。そういうことじゃないのかなと考えるので。

 

私の場合はこうです。

TMRを見つめ続けることを「迷っていない、」それを辞めるのは「怖いだけ」
今まで見てきたTMR「全て」諦めてなかったものに「しそうな夜があるから」

ただの個人的なやつです。

 

こんな感じで
「しそうな夜」は人それぞれにあるとてもとても怖いものだと思っています。

歌詞を書いた井上秋緒の怖いところがしっっっっっかりと現れている恐ろしい歌詞だと思っています。

ただ、それでも「甘くないまま欲しい物がある」という、ここにかかってもくるのかな。と。

 

これを勝手に西川の言葉として想像したり、井上秋緒の言葉として想像したり、と続けていくと、とても奥深いです。
なんて歌詞だ、こんなにさらっと書かれて流されてしまいそうなところなのに。

怖い曲だ、と、だから避けては通れない、
2010年のT.M.Revolutionの象徴的な歌詞だ。と感じています。

何をしそうな夜があるのか、私に思い浮かぶのは
「この大切な真珠(との関係)をぶち壊しそうな夜」くらいしかないです。

 

You ring a bell 聴かせて 瞬間
閉じかけた唇 求めるまで
「離さない…」 続ける言葉に
信じてない筈の“絶対”を告げる

ちょっと今更ですが、これまで真珠をTMRだと仮定してだらだらと語ってきました。
これの対象がここでTMRなら一気にここで対人になるので、話が通じなくなってしまう。
大事な人を真珠に喩えてでもなんでもいいです、そういうもんとして話進めます

 

離さない、と決意決めて言ってます。
でも何よりもだれよりもこの言った本人が「絶対」というものはないとわかりながら付け加えているわけです。
なんとも揺れ動いてる、まだまだ「迷っていない 怖いだけ」なんでしょう。

それでも未来を約束する。なぜなら怖いだけだから!と、んな感じ。

 

You're my precious
深く 静かな
抱き締めた始まりが
秘かに明日を歌ってる

密かに明日を歌ってる、これ真珠の意味にあった人魚の涙にかかってるのかなと思っています。
多分純粋無垢なまま変わらない真珠だからこそこの真珠は密かに明日を歌えるんじゃないかな。と。

 

あとはほぼ繰り返しなので省略します。

ざっとですけどこんな感じ!

 

 

こうやってTMRというものを傷むこともない美しい真珠に喩え、それを大切に大切に見続ける(手に入れようとしてる)人の心の葛藤みたいな。

 

これ、真珠をTMRだと喩え始めた西川からの視線で考えてみました。

真珠ってなんなんだろうなと、そういうTMR(自分)の活動の全てを見続けるオタ、
何もかもを見続けてきて、時にライブ会場で泣いているであろうオタ

それこそこの真珠かも、と思った時にこれ、西川からしたら深海から自分を見続けるオタ達の純粋な目なんじゃないかなって思いました。

だって多分ライブ会場でステージから見た景色ってそう言う風にみえるんじゃないかな、と。

暗い客席の中に潜むじりじりと見続ける白い目達

 

はい、妄想ですけど!!!!!!!!

 

 

 

結局何に隠されてるのか

で、ここまで語っといてあれなんですが、

TMRに比喩してって読んだらなんですよ、これ。

先に見たのが私の場合イナズマで浅倉大介が出てきて、今のTMRというものを見せている曲なのだ、という風に受け取ったりがあったから特にそう思えるんだろうなとも思います。

あと、上記したインタビューで語られてたのとか。

 

 

最初に書いたのですが、何かに隠されたTMRの決意表明曲、と思うのはこれです。

 

で、結論言います。なにに隠されてるって?

多分きっと普通に聞いたら、このPreal in the shellって

ただの結婚曲、プロポーズ曲なんじゃないかなって思います。

 

宝石だしヴェールだし、You're ring a bellだし。誓いを告げてると受け取ってます。

というかそれしか普通考えられないですね。多分。

 

こっちに後から気がつくのって多分ひねくれた私みたいな層しかいないかなと。
キモオタだからね。ふつうに聞いてたら好きで好きでたまらない彼女を真珠に喩えて、信じてない筈の絶対を告げる曲なんですよ。そんなハッピーなことをこの切ない暗い、この曲調でそれをやる、うーん好きTMRって曲。

 

西川に振り回されたのかなーとも思います。西川が結婚曲だと思っていない可能性などないと思いますし。


ただ、どうしてもひっかかるかなーーーーと。
まあ、ここまでの妄想を繰り広げられるほどの曲。


結婚曲方面のみってものをしっかり考えてないのでなんともですけど、秘密の結婚だったりとかっていうのでこんなに不思議な決意の切ない曲なのかな?とも(TMRらしいっちゃらしいし、これも)

前記した水とかが出てくる限り井上秋緒はなんか深読みしてもいいんだろうってきがしちゃう。

 

果たしてどちらが真実なのか

井上秋緒のみが知る、面白すぎる曲

(もしかしたら思っても見ないこと考えてるかもだけど)

多分ただの結婚曲なんだろうな、、、っていうのもありつつ、忘れてはいない。

これはアルバムの一曲目の歌ものということ。

だいたいのこのポジションの曲っていうのはアルバムの方向性やアーティストの方向性を示してるのすごく多いです。(だから大体の曲たまらなく好き。)

 

私としてはどっちも正解であり、そういうものに比喩してるんじゃないかなって思ってるんですけどね。
TMRという耀く瞬間に信じてない筈の絶対を告げる曲と考えたら、うーん熱い。

そして、何をしそうな夜なんでしょうかね。

来年2021年、おそらくTMRが動くことでしょう。

楽しみにしつつ。

 

終了!