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M・ナイト・シャマラン映画が好きすぎる

サイン [Blu-ray]

映画ニワカなんですが、唯一この監督すっげええええええええってなる人が
M・ナイト・シャマラン
です。
とってもどうでもいいですがいっつもナイト・M・シャマランとまちがいます。
これを機にちゃんと覚えようと決意しときます。

そもそも私の映画ブームというものは2006年くらいに終わっています。

最近の映画というもの自体全然見ていなかったのですが、なんとなく仕事中に映画をながら見をしまくっていた中でやっぱこの人違うわとなったので感動を書いておきます。

 

シャマラン好きとか言いつつ、私が見たことがあるのは
アンブレイカブル
アンブレイカブルの続編(名前忘れた、Mr. glass的な)
サイン
シックスセンス
ヴィレッジ
あたりだけだったと思います。

 

ヴィレッジ公開あたりでなんとなくよくあるレビューを見てしまい「うーん?」となり以降の作品はなんとなくで見ていませんでした。

アンブレイカブルの続編が出ると知った時、待ち望んでいた!と見たのですが、どうやら自身のタイミングが良くなかったらしく全く頭に入らず何も覚えていません。

 

 

とにかく、最近仕事をしつつ適当にamazon primeで画面なんて見ずに映画流しまくってました。

どうでもいいですがその前にはdアニメストア金田一少年の事件簿100話くらいを全話流してました。

画面見た時間は多分30分もなかった。ごめんね、金田一

そうやってただひたすらにBGMとして扱っていたのですが、
ある映画だけはなんでか見入ってしまって仕事が疎かになりました。

 

 

ええ、そうです、シャマランです。

作品はヴィジット

 

 

アンチの方はとーーーっても叩きそうな内容と少し思っているんですが、
まーーーーーーー見入ったというか、見ちゃうというか。

まったくシャマランだって気がつかずに最後まで見て、
「なんだったんだ!?」となって調べたらハイ!シャマラン!

あ、これがシャマランということだと真剣にぞっとしました

失礼ながら他の映画は本当に一切画面なんて見てないって方が多いんですよ。

ヴィジットだって、最初は「あぁ、B級映画なのかしらね」程度で何にも見ていませんでした。

どこでどう目を奪われたのか、意識を向けさせられたのか、全く覚えていません。

気がついたら見入っていた。

 

勝手ながらこれが力量なんだなって思っています。

 

正直映画を追いかけるのが面倒と思って、軽い否定から映画を見始めているわけです。

これ面白そう!見たい!期待してる!と全く最近は思わず、
「やってるからみるか」とか「これ好きだった」とかで同じ映画をループするレベル。

なのに気がついたら見入っていたのがヴィジットでした。

 

シャマラン映画のここがすごいと思うところがしっかりあったというか。
(なのに見終わるまで気がつかなかった、愚か)

よくもまあどこまでもシャマランはシャマランでい続けられるな、と。

 

なので勝手ながらシャマランの素晴らしいなってところを適当に書いておきたいと思います

 

超有名どんでん返し映画、シックスセンス

私はこの映画が大好きです。

ですが人に話すのは嫌いです。

映画の話をしていて、シャマランが好きだと伝えるため「シックスセンスの監督だよ」と大体言います。

大体の人が
シックスセンスってアレか!ブルースウィリスが●●だったってオチのやつ!」
と返してきます。(一応のネタバレ回避)

あ?ぶち殺すぞ?と本気で言いたくなります。

 

仕方がないのです、ヒットした映画であり、その仕掛けが斬新で印象的だったからこそこの知名度がありこうやって代表作として話せるのです。

だからってあんまりじゃないかね?と。

私はシャマラン映画には表の顔と裏の顔があるから好きだと感じています。

どんでん返しという表の大きな仕掛けで人を惹きつけ、その花火が打ち上がった後に裏の顔である本当の映画のテーマが夜空にひっそり星空となって現れる。

痺れる〜〜〜!!!!!!!

なんとなくですが、シャマラン映画を見てつまらないと言っている人の大半が花火しか見ていないのだなと思います。

それはそれでもちろんいいんですけどね。

趣味嗜好が合わないなってだけで、咎めることじゃないのも理解してます。

 

ただ、そうやってじわじわとシャマランの意図に陥る感覚が共有できないのが残念でならない。

 

よくある映画館帰りの「楽しかったね〜!この映画一言で言うと『●●って映画』だね〜」っていうのがバラける瞬間だなと。

 

なのでシックスセンスを全く同じ気持ちで共有できる人が見つかったら早くその人と結婚しなさいと私は言いたいです。

 

ちなみに私はシックスセンスのことを「どんでん返しビックリホラーに見せかけた、人との関わりで人が立ち直るいいドラマ映画」みたいな感じに思ってます。

うーんもうちょっといい言葉ありそうだが語彙が限界。

とにかくそうやって最後にしっかりと見る側一人一人に何かを残す監督、その才能爆発映画がシックスセンス

でっけー花火だぜ!みたいな気分。

 

SFに見せかけた信仰を取り戻す映画、サイン

今まで見たシャマラン映画の中で一番見せ場と思われるアクションとかビックリシーンで遊んでやがる!と思ったのはサインです。

おそらく私が好きな映画ランキングを作るならば確実に5本の指に入ります。

宇宙人がペプシマンだとか、そんなので対抗できるのとか全然おかしいとか、家に引きこもってばっかで面白くないとかめっちゃくちゃ言われてる映画って印象です。

それこそサインに気がつかなかったということでは?という、なんともまあ面白い映画と思っています。

あんまり詳しくないのですが、主演のメルギブソンはガチガチのカトリック教徒の方らしい。

もうそこからスタートしているのです、サインは。

 

これまた人が惹きつけられるであろうド派手なペプシマン宇宙人襲来シーン大切なことなど一切語らず怖いものであろうものをシュールなギャグシーンにしていやがる。

感動の最後の晩餐に見せかけてただのホアキンフェニックスシュールギャグを仕掛けてくる。

そして、おそらく映画の中で最もつまらないであろう兄弟のじみーな長話のロングカットでめっっっっっちゃくちゃ大切なことを詰め込む

そして最後に全てのサインに気がつくのか、はたまた気がつかないのか、それをどう受け取るか、そこで一個人に宗教や信仰を問いかけてくる

は〜好き。

 

SFに見せかけた信仰を取り戻す映画と書きましたが、これがテーマかと言われたらちょっと違う気がしています。

本当は神なぞいない、信じたものが勝手に救われている気になっている、とも取れる。

信仰を否定しているのか、逆か、どちらかは人が受け取るサイン次第

ま〜たシャマランに転がされたわというような気持ちになる。

おそらくでしかないですが、メルギブソンも転がされてる可能性あります。

台本読んで、話をきいて、「お!いい話だな!やるやる!」となったのか?
何かしら考えて役を引き受けたのか?

めっちゃ気になります。

 

とにかく、私はこの映画を「結局自分次第だから頑張れよ映画」と考えます。

そしてシャマランという監督のサインに見事にひっかかり信仰してしまったんだな、とも。

あー恐ろしい。

 

 

どんでん返ししといてやる、ただしクソラップを聞け映画、ヴィジット

話を最初に戻します。恐ろしく仕事を邪魔した映画、ヴィジットです。

上記した通り、シャマラン映画というものは見た人それぞれ最後に一言で映画を表す言葉がしっかり出てくるみたいな、本当に非常にとにかくまとまった映画だと思っています。

丸投げもいいとこな投げかけもありますが、よく言う伏線回収だとかはもう恐ろしくすばらしい

なにより確実にすごいオチがある(じゃないとどんでん返しできないし)

 

数年ぶりに見たシャマランの新作映画はとってもすっきりとまとまったシャマラン映画に思えました。

グロ系ホラーメンヘラがただ事件を引き起こし、驚愕のこわーい事実が発覚。
そして感動の素敵な音楽での助かるシーン。

まあよかったね。

で、終わらないシャマラン

最高です。

 

あのエンディングでかかる超絶素敵な曲なんてこの家族にとっては全然どうだっていいんです。

最後のクソラップこそが最高の平和の象徴なのです。

こんな喜怒哀楽をストレートに感じさせない映画なんてシャマラン映画以外見たことないです。

ばーちゃんこわい!キャー!(というシュールギャグ
感動の再会!(という真のエンディングへの導入
どうでもいいドキュメンタリー撮ってますよ!感あふれるシーン(という姉と弟のカウンセリングや成長、エンディングへの布石

そりゃ目が離せないわ!!!!!!

 

はい、思うようにまとまってないのですが、
とにかくやっぱりどんなに足掻いてもシャマランに転がされるしかないのだと痛感しています。

色々映画はあるけれど、シャマランはどこをとってもシャマランだから大好き。

アンブレイカブルの続編もちゃんとみようと思いつつ。

 

ついでにDAがサインのオーディオコメンタリー面白かったってDVD出た当時に言ってたので超超超見たい。本人もう忘れてるんだろうけど、、

 

以上、シャマランポエムでした。