ちっちきちっちっちっちっち

BBAの壁を超えた記念碑

名古屋のROENTGENを聞けた

 

ずっとずっとマジで泣いてました

20年待ったから、わがままも言わせてください

本当に本当にROENTGENが好きなんです

 

記憶が新しいうちに書き留めておきたい

 

 

まず、プレショーというのか、開演前の音楽が素敵

ずーっとヒソヒソ英語の何かを語っているのですよ

もう全てここで雰囲気にのまれたかった

 

だが、やはり沢山人がいるんですよ

静かに開演前を待てるわけないので、はい

聞きたかったな、心の準備がしたかったな

もっともっと浸りたいという気持ちで、はい

 

ちゃんと英語を聞き取れるわけがないんですけど、勝手にアンネの日記を朗読してたのかなと予想

わかんないけどスジが通るなって思ってます

なんにせよお客さんのことも考えたよい音楽で、ほんと素敵でした

環境音のようなのもヒシヒシきて、ほんとよかった

 

でですね、ようやく気がついたんです、開演時間の素晴らしさに

19:06スタートなんですが

よーやるなくらいに思ってたんですよ、何も考えず、ハイドでよく見る6ね、くらいに

時間のカウントが開演前にスクリーンに出ているんですが、カウントダウンでなくリアルタイムの時間がでてる

6:00から会場でスタートで、カウントアップしてるわけです

いやー、やられた

6:60という表示を見て、浅はかだったと知った

6:66開演なわけですね

ほんとすいませんでした、浅はかでした

今思い起こせばむかーし参加した666もそんなんだった気がしてる

 

ああ、いい開演だったな

 

あのevergreenの鳥籠をちゃんとステージに設置してるのは知ってたのですが、まさかバラバラの鳥籠を再構築し、その真ん中から逆光の中登場するとは

ほんとに泣かせる

 

もうこの時点で、こうROENTGENというもののリスペクトで涙が止まらないわけです

恐らく衣装とかもevergreenの延長なんだなってわかる

ほんとになんというか指先一つ動かせなかった

何度でもいう、私は20年待ったのだ

 

unexpected〜white song

京都で見た、聞いたものと全く違いました

すごく失礼ながら、京都で聞いた時、すごく綺麗だったけど歌い方?歌にとにかく違和感があったのです

それが全くない、私の知っているHYDE、そしてROENTGENで

もうね、勝手に気持ちが盛り上がると緊張がピークすぎて体がビクッとするんですよ

once againで背筋に電流が走ってしまった

 

本当に痺れた

 

んでMC

ここで私は地獄をみます

当たり前というか、なんというか

本気で聞きにかかってるんです私、病的に結果気になり始めてしまったのが

拍手が本当にうるさい!

いや、そんなもんに文句言うなって話なんですけど、拍手って爆発音みたいなもんじゃん?

ここまで全力出してると拍手さえもカットしたいんだなっていう我儘

 

これね、すごく後のMCで納得がいったと言うか、そうだわってなったのですが、

ROENTGENは家で聞くように作ったって一言

だからツアーやらなかったし、品川グローリアチャペルでのあの一回こっきりの奇跡だったわけです

そりゃここまで20年ROENTGENをとにかく家で、静かな環境で聴き続けてるんだからそうだわ、となりました

沢山の人と共に聞いているのだと実感

謎の実感

 

まーーーーーとにかく幸せがスタートしました

集中力が本当に欲しかった、CD聴いてて瞑想だ!これは!ってレベルに至ったのってROENTGENだけなんですよ

その集中ができたらどんなに幸せなことか

(後半に成功する、マジびょうき)

 

とにかく、この最高の2曲でまたROENTGENを聴ける

しかも生で

死ねます、本当に

 

 

MCで、ROENTGENを順番通り、全曲やると宣言

知ってはいたはずだった、でも本当なんだと実感がすごくて、、、はい

 

evergreen〜oasis〜a drop of colour

ようやく、ようやく聞けました

まず、とても失礼とわかっている我儘

evergreenが全く印象が違うんですよ、アレンジが

せっかくトラ、金管がいるから、とかわかっている、わかっている!!!!けど、やはり正直ROENTGEN信者だからショックだったな

なんだろうな、歌い方も京都のときに近かった

いや、それでも感動で号泣してるんすけどね

やはり思い入れがありすぎるって言うのはよくないと思いつつ、それでもやはり別のものだったなと

 

逆にoasisとa drop of colourのほうは本当に鳥肌立つほど聞きたかったものが聞けて、、、はいやばかったです

本気でトランペットがすっげーーーーー訴えかけてきました

いっちばんいいところでちょっと外してたのだけ切ないけど、演奏してる本人もきっと悔しかっただろう、素晴らしかったですはい

 

たぶんまたここでMC

この辺でROENTGENというものをここでやったのは何故か?と言うことを語る

ちゃんと語る

いや、感動した、これほど嬉しいMCはなかった

要約すると、なぜ20年越しにROENTGENか?

20年前、色々と鬱憤が溜まっていた中でようやくソロにて好きなことをやろう、となROENTGENを作った

だがとにかく一人でやると言うのは大変で、精魂尽き、当時のインタビューなどで「次作はいつ?」と聞かれても5年後とか適当に誤魔化してきた

ようやく2025ごろにROENTGENの続きをやろうと思い始めた

だがコロナ禍になり、違った形での表現を、ライブを求められ、それならば前倒しにしよう、そしてROENTGEN2を作ろうと至った

 

みたいな感じ

 

ああ、幸せなことが起こったと

自分が好きな曲がアーティストが真にやりたかったことだったと聴けるんですよ

幸せだった

もう何も言うことはない

 

当時「ソロだと自分で全て決めなきゃいけない、ロンドンで飯を決める時も迷ったら中華、中華は外れない」と言っていたのをとても思い出しました(くそどうでもいい)

 

で、20年越しに重い腰を上げROENTGEN2を作っていると

どこまでもいい人だな!!!!!!!みたいな気持ち

もう謎感情

すっげーシンプルな素敵なMCでした

んで新曲2曲

 

smiling〜the abyss

歌詞が新曲のみスクリーンに出るとのこと

歌詞出るの嫌派だったんですが、新曲出してくれるのはとてもとても素晴らしいと理解しました

前振りにsmilingは雪が傷跡も埋めてくれる、abyssはとにかく奈落の底とのことだったんですが

いやー、どちらも確かに歌詞をちゃんと見て聞いたらROENTGENだった

先入観かもしれないけど

smilingのかわいいくせにほんとに可哀想なとこはやばかった

んで、アビスのほうはそんなやばい歌詞してたのかと、ようやく、はい

京都で聞いた時気に入ってたんですが、いや、ほんとに心から好きになった

英訳はりんちゃんなのかな、気になるのでクレジットが早く見たい、、

 

 

ここでコラボ曲コーナー

departures〜red swan

実はdeparturesちゃんと聞くの初めてだった、一番クローズな時期にカバーしてたのでカバーしてるのは存じてましたが聞く気がせず

こんなに違和感ないんか、飲み込んでるんかとびっくりした、原曲をよく知っているから本当にびっくりした

カバーってこういうもんだと、そしてこれはボーカル力?っていうの?消化してるなぁと(当たり前過ぎて失礼)

クソボーカルがカバーしても無駄なんだなってとても教えていただいた気持ち

 

red swan

ざっくりyoshikiとってのは知ってたけどこの曲だったのですね

この辺で確信しました

HYDE、京都よりすごーく声が調子いいのでは?と

 

あとね、怖いなって思ったのが、集中してるからか、なんなのか

すっごい楽しくてたまらないのに体感時間がもう5時間くらい経ってるんですこの時点で

すごい疲れました、だって聞き逃せないんです、見逃せないんです

コーラスの人の手の動きまで見てたんです!ま!じ!で!

でも動けない、自分の骨の軋む音さえうるせーと感じるレベルで全力出してるので

まあ疲れた本当に

 

んで次、眠りがすごく浅いです、最近見た夢はメタリカデザインの家を見に行ったら2歳くらいのパツキンの女の子がいて、その子がメタリカの曲口ずさんでて、すごいなーってなるという夢とのこと

 

shallow sleep

あのですね、これがまたアレンジされているんですが、シングルになっているあのverを元にしたと言うより englishに入ってるバージョン違い?が元っぽい

リズムがまず違くて、やはり失礼ながら他の曲のようにそのままが来ると信じていたからちょっと切なかったな

あとやはり何故か歌い方が京都のときにと同じ印象で、なんだその使い分けは!となった

 

new days dawn

いい意味で京都と一緒、すんんんんんんばらしかった、、、、

あのイントロとアウトロの金属音、シンセドラムなのでスティックの打撃音が生で同時に聞こえてきてそれもそれで新鮮だった

なんだろな、全てがパーフェクトセッティングなんだよな、とにかくよかった

 

名前を忘れてしまった、歌詞が出てなかったんで新曲ではないのでしょう

可愛い曲だった

 

多分MCでラルクのカバー

ジャジーにアレンジされてるとのこと

honeyはすごーくなるほどってなったんですが、あまりflowerは刺さらず

んなことよりMCの素晴らしさかな

30年やれたのはファンがいたからと言っていて、私ひねくれてるので「よくある話ねぇ〜」くらいで聞き始めたんですが、、

ファンが喜んでるとこ見て、嬉しいってなったからやれたよ、本当、スタッフとかもいたけど、みんなのおかげ

って言ってて、あ、本当にストレートにそうなんだってよくわかる話し方してて

HYDEという安定感がすごかった、シンプルにほんとにいい人なんだなって思った

 

 

angel's tale〜 the cape of storm

これがまーーーーーーーよかった

そしてあのくるりんってなってるギターをついにお目にかかれました

弾き語りレベルの静かな曲に本当に支えるきれーなオケが、、、アレンジがいい方にすっごーーーーくて、んで照明もすごーくよくて

こう、ステージじゃなく会場全てが世界だった

すっごいシンプルなライトなんですよ、こう、幾何学模様?が会場をゆっくり回ってるだけなんだけど、そのシンプルさがほんとーに綺麗でHYDEを中心にサポートをぼんやりと写しつつ、会場全体が一体になる照明

凄い集中しまくってた、マジ瞑想だった

 

んでcape〜

結構色々細かなところは違うんですけど、まぁ圧倒的、すげぇ圧倒的

ただ難破してないって感じが勝手ながらした

そこはCDで難破すればいいのか

ちょーーーーーーーー良い、めっちゃ圧倒された、ようやく聞けた、とにかく失意

素晴らしすぎて、まぁ圧倒

マウント取られて波にボコボコに殴られてきました

痺れた

 

 

んでMCなんですが、めっちゃわらいました

ここまで16曲、悲しい曲ばかり、お気づきですか?と古畑任三郎の如く語りかけててめっちゃ笑う

 

本当だよ!最高だよ!

アビスしてみたり、せめて枯れてみたり、血だらけの翼だったり、と

本当時代を作った歌詞をセルフで突っ込むのめっちゃ笑う、HYDEはほんとにいい人だな

まぁ素晴らしい、MCがこんなに新鮮に感じるのは私がHYDEを知らなすぎるだけだろうが、まぁ、いい人だな

 

なので幸せな曲を2曲と

タイトル忘れてしまいましたが幸せな曲をやりました

2曲目はみんなで合唱してるのを想像してほしいと言っていたけど、コーラスの方がめっちゃ合唱感を出すよう頑張ってて、こう、客席に語りかけてるようなのがとっても印象的だった

みんなで歌う感覚とても思い出せた

たのしかった

 

 

 

んでついにやってきてしまった

ラスト2曲です

 

もうね、覚悟してきてるんですよ

この曲を聴いたら全てが終わってしまうと

20年が、ついに、と

言ってなかったですね、ここまでずっと大体号泣です

主にROENTGEN曲ですけど

ちょっとそれは違う〜とかの悲しみの涙もありますが、大体がもう何とも言えないよくわからない蓄積と歓喜と自身の思い出的なのと何より曲に対する思い入れみたいな涙

 

ここでニュースタイル涙ですよ、ああ、終わるのかという

 

リリース直前のシングルnostalgic

いや、ほんと京都でも気に入ってたんですが、こんな好きになると思わなかった

歌詞やっと見たんです

ああ、そうやってつながってたんだと知った

雪、列車、悲しみ、程度しか今はキーワード浮かばないんですけど、どんだけ重要な、そして響くワードなのかと

あーsmilingめっちゃプリティだったな、、、

つらい、自分を砕いて雪にしたのかとか泣く

とこれまでを思い出しまた泣く

体感時間10時間くらいだったここまで

 

んでついにきてしまう

 

secret letters

 

スクリーンに映ってたのは本当のアンネの日記なのか、調べよう、、、

まぁ、もう正直パニックです

記憶がないです

なにせこんだけキモい重ーい20年の蓄積という感情で見てますんでね、もう本当にこれでいつ死んでも大丈夫、全て見たいもの、聞きたいものは聞いたなって思ってるんですよ

まぁ列車に揺られてますよ気持ち的には

 

生きて今日を迎えられてよかったとかより、

これで死ねる、よかった、今までの人生

みたいな

 

あとこれとても気になった、背景の映像に流れる英文は多分おそらくアンネの日記の原文画像?

段落が特徴的だった

確認ができないけどおそらくそうだろうと

www.cnn.co.jp

これね

 

 

まぁ、そんなこんなで私のROENTGENがようやく終わったのです

 

こうやってとにかく思ってたことを正直に書いたところでマジで支離滅裂で、沢山考えてたことがあったのに、全ては興奮と共に消えていくのかなと

 

とにかくよかった、正直待ってなどいなかった、だって終わったのだと思っていた。

間に合って、滑り込みでも聞けてよかった

 

思い残すことはない

 

ありがとうROENTGEN

品川グローリアチャペルというトラウマを払拭できた

他にもいろいろ

 

 

 

 

以上、ROENTGEN病的ポエムでした