日本語になってませんがとにかく要約するとかっこいいということです
私の90年代音楽画像フォルダから寄せ集めてみました
あと色々あって数枚追加した記事書きました
L'Arc〜en〜Ciel
ご存知の通り日本を代表するロックバンドであるラルク
BBAな私はまさにドストライクな世代でした
小学生高学年のときに3枚連続シングルリリースとかやってましたね
当時はネットがやっと普及し始めたくらいで
パソコンを持っている子には最新情報やラジオの書き起こしをプリントして学校に持ってきてもらい、情報交換に全ての時間を費やしていました
クラスを大きく分けるとラルク派閥が4、GLAY派閥が4、残りの2はジャニーズやB'z、私のようなT.M.Revolution派閥もいました
BBAだからそう思うのかもしれませんが
とにかく音楽業界がいい時代だったな〜〜〜〜〜〜と本気で思いますね
そんな世紀末の雰囲気の中で、クラス内で一種の通貨となっていたのがラルクの雑誌の切り抜き
1冊雑誌を購入したらとにかくラルクのページをごっそりとカットして学校に持って行くとそれを通貨として切り抜きの交換がスタート
ラルクロンダリングを繰り返し、自分の買っていない雑誌に載っている他アーティストの切り抜きをもらう
まあ、いわゆる交換なのですが、これ本当に通貨になってましたね
「この間遊んだときに遅刻してきたでしょ!」→『ラルクの切り抜きあったからあげるよ!』→「今回は許してあげる」
そんな感じです
切り抜きはカラーコピーでは変えられない何かがあるらしく(当たり前ですが)
VHSで歌番組を録画したものよりも全然価値が高かった気がします
体感ですけど
長くなっちゃいました、本題に入ります
90年代後半、いわゆる世紀末を象徴するような広告展開をしていたラルク!
まず、ラルクといえばhydeがクッソイケメンなわけです
いまでもちっちゃいオッサンとか呼ばれながらもイケメンの代名詞だと思います
無論hydeだけでなく、多分世間的に見たらTETSUももちろんイケメンの部類かと
見る人によってそりゃ違うのでアレですが
それが全く生かされていないこの広告!!!!!
- アーティスト: L'Arc?en?Ciel
- 出版社/メーカー: Sony Music Labels Inc.
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メインビジュアルってやつですね!
見て!きれーな外国のねーちゃん!!!!!!
どこかのブランドものの香水の広告か????と錯覚するほど
そしてそのねーちゃんがかもしだす怠惰感、廃退的な雰囲気
当時全盛期だったヴィジュアル系とかゴシックともとれるけどもっと洗練されてる気がする
正直ラルクを知らなかった人はこれくらいの時期にはいなかったものです
ラルクが何をしたかっていうと、多分ブランドイメージの定着を狙った広告展開したんじゃねえか!?
と思ってます
正直広告効果とか全然わかんないんで適当ですけど
企業などが広告と呼ばれるメディアの展開をするには段階ってものがあります
まずは商品(ラルクは曲)
そして会社の認知(ラルクはバンド自体)
最後にブランドイメージ(ラルクはバンドのイメージ)
このブランドイメージ部分にあたるかと思うのですが
これが見事というか美しすぎるというか
ラルクってすばらしい
多分ですが、なんでこんな素晴らしく感じるかというと
曲の日常感みたいなのを徹底的に連想させないビジュアルを見せることで、
曲もカッコイイ、ラルクもカッコイイ!こんな世界観に浸りたい!
みたいな完璧な相乗効果が超うまくいった!みたいな感じなんでしょうね
そりゃこの広告見たら外国の雰囲気に呑まれます、そして曲はとてもキャッチーであり、カッコいい、日本人が当時大好きだった曲調!
あえて顔を出さないのだからバンドはカッコイイかカッコよくないかどちらかでしょう
カッコイイ広告と曲のイメージに興味を持った人がバンド本体を注目して見たらhydeの超絶イケメンビジュアルが飛び込んでくる
まさに鉄壁
さらに顔だけのバンドと思われたくないというリーダー(TETSU)まで完備
そりゃ売れるわ!!!!
ある悲しい出来事により3人で活動再開したラルク、まだドラムのyukihiroはサポート扱いでいません
どうでもいいですがyukihiroの黒い巨塔と呼ばれる自宅の壁を黒く塗ったのは私の兄の仕事仲間です(今もそこに住んでるかは不明)
顔も出してますがもう雰囲気写真でしかないですね
変に着飾るでもなく、この廃退的な白黒のビジュアル、そしてシンプルなロゴ
めっちゃかっこいいじゃないですか
アルバムのブックレットにもねーちゃんは登場します、もちろん本人たちも
これがまたかっけええんですよ、んでアルバムにも合ってるんですよ
イメージぴったり!ってやつです
ほんとにブックレットまで素晴らしい、CD買う価値ってこういうことって思います
まだまだ続く!ラルクのビューティフル広告!
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コレクションしてる割にこれしかないのが悲しいのですが
美しすぎて8時間くらい見てたいですね
ヴィジュアル系にこういうメインビジュアルの曲とかジャケット、結構あるんですが
ラルクが一番世界観作るのうめえな!って感じてますね
まずバンド名から得してる!みたいな
ネーチャンだけがモチーフじゃないです
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クジラ!!!!!
かっけえよ、、、曲にももう本当にバッチリくるんだよ、、、
メンバーの手!
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これ正直な話、なんてことのないいいバラードなんですよ
ところがMVではめちゃくちゃ綺麗な外国の街中でラルクが呪いにかかって人殺したり懺悔したり、とっても大事なシーンでハエをドアップにしたり
マジ企画意図満載すぎんだろ!っていう
しかもジャケットはトンボなんかい!もう本当好き!ってなります
ついに出ましたアルバム2枚同時リリース!
ただのビジュアル系でもロックバンドでもなく、時代を象徴するラルクになりつつあるビジュアルですよ、もう本当に
これを持っていない人はそうそういなかったレベルでしたね
多分こんだけカッコイイ連呼してますんで、ラルクのカッコイイイメージはよ〜くわかったと思います
だが、ここで終わらないからラルクは半端ないわけで
デカチョウ!!!!!!!
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わかります?この世界観
これを面白くないと思う人は個人的には相当つまんない人生送ってるんだろうな〜と思ってしまいます
スベってる!じゃなくて、何が?って人ね
ちなみにラルク史上最強の笑えるMV集と思うのはこれ
これ最高すぎて8435346時間見ちゃいますね
元ネタにしているのがラルクのメンバーが行ったしりとりっていうのがまた最高
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こっちにも続いていますが、やはり初代が最強
ラルクのカッコよさを存分に出した表の面が確立されているからこそできる広告だと思うんですよね
裏はこんなにフザけたバンドであり、ラルクも普通のそのへんにいる面白いニーチャンだよ〜っていうタネあかしがあることで親近感がドっと湧くという
ただただキレイなところを見せていてはダメな典型的な例がAKB48だとかのアイドル業界でしょう
Winkはキレイすぎた相田翔子よりも、どことなく親近感があり美人だが完璧に手の届かなくはない鈴木早智子の方に人気が集まったりと人間は完璧すぎてもダメなんです
親近感はとても大切です
ラルクはカッコいい!カッコいいのにこんなにゲスいネタも面白い!というふざけた面白いバンドというイメージまで作っています
こんなの売れるわ!!!!!!!!!!
また時代も味方しています、テレビをつければ音楽番組が溢れていたような時代
CDもめちゃくちゃ売れる、そりゃ広告展開も遊びを作れるほどに予算が降りる
乗りに乗った音楽業界の中でもトップクラスで売れていたラルク!
もう最強ですね
めずらしく顔を広告に出すラルク、写真集ですもんね、なるほど
色々と時代も変化し、音楽CDが売れづらくなる2000年代の広告も美しいですし最高と思ってます
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ガーゴイル像(だっけ)めっちゃかっけえよ!!!!!
ラルクが踊るとか最高だったのにやっぱり時代の波にちょっと負けたところありますね
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初回特典は(たしか)ラルクのフィギュア付き、アホらしい♪めっちゃラッキー♪めっちゃラッキー♪っていうCMも本当にアホらしくて最高
完璧なのになって思ってましたが、一つの時代は長く続かないものですね
2000年代に入り数年したところでソロを開始したラルクですが
基本的に広告のスタイルは変わってないように思いました
だってメインビジュアルが本人が病院に行って撮影してもらったレントゲンってなんやねん!
ついでにロゴも最高にかっこいいです
ROENTGENのこのhがハイドのソロディナーショーで料理の形となってたのには感動しましたね、行ってないですけどあれを食うために行きたかった…
これの形のパイ的なのが皿に盛ってあるという素晴らしさ
マジでカッケエよ!
このシャンデリアの広告がマジでカッケ〜〜〜〜〜〜!!!!!
こうやって見比べるとやはりラルクの90年代広告は洗練されすぎてるくらいの何かを感じます
そんなこんなで90年代を象徴するようなラルクの広告はめちゃくちゃ最高!
ということでした
2000年代もくっそ面白いことやってますがそんなに詳しくないので自分で調べてね♥
追記
どうやらタイミングとかそういうものが合ったのが2021年、今年だったようで、
2003年ぶりのHYDEソロと人生初ラルクを見てきたのでよかったらどうぞ